小学生以下の子供がいるご家庭が子犬を迎え入れた場合

 

注意してもらいたいことがあります

 

 

 

 

 

子犬と子供が接する時は必ず指導できる人が傍にいること

 

これが大前提です

 

 

だから、

 

子供にお世話を任せる

 

これは勧められない・・

 

 

 

 

今までの経験で、こんなことが起きるからです

 

 

子供が触ろうとすると唸る

子供が触ろうとすると逃げる

子供が触ろうとすると噛みつく

子供に対して吠えかかる

 

 

私達には(大人)には大丈夫なのですが・・・って

 

 

これは結果こうなった

 

ということ

 

子犬を迎え入れた初日からこの現象は起こらない

 

 

では、なぜ子供に対して子犬は上記の行動をとるようになったのか?

 

 

 

それには子犬の言い分を聞いてあげる必要があります

 

 

だって・・・

 

寝ているのに邪魔するんだ・・

無理やり力づくで抱きしめてくるんだ・・

無理やりチュウされるんだ・・

いつも突然抱っこされるんだ・・

いつもからかってくるんだ・・

触り方が痛いんだ・・

 

 

ぼくは”やめて”って言ってるのに伝わらないんだ

 

 

 

 

子犬の気持ちを擬人化して例えるとこんな感じかな~(^^;

 

 

 

で、子供はわからないんだよね

そう、

子犬が可愛いから

子犬が家にいるのが嬉しくて

子犬を触りたくて

子犬と遊びたくて

 

大抵のご家庭が、子供にとっては初めての子犬

 

だから、嬉しいし、愛情表現なんだよねきっと

 

 

わかるよ♪

 

 

で、触り方とか、どう接していいのかとか、わからないんだよね

 

 

 

 

 

でも、この一方的な愛情表現でずっと接していたら

 

子犬はウンザリ・・

 

子供が近づくだけで、

 

また痛いことする

また突然抱き上げられる

 

って予測するから身構えるようになる

 

 

それでも通じないなら、本気で噛むようになる

 

 

そして、

 

 

”子供に噛む犬が完成します”

 

 

まれに、子供のこの対応に耐えられる犬はいます

 

鈍感で、温厚で、忍耐強い 子犬

 

か、やっぱり温厚な成犬かな

 

 

 

子犬と子供がよい関係を築くには

 

まずルールを作りましょう

 

 

1.接して良い時は保護者が決める

 ・寝ている時は起こさない とか

 ・サークルから出す時はママとかパパに必ず聞く とか

 

2.接し方を教える

 ・触り方、抱き上げ方をまず指導できる保護者が直接見せて指導する

 ・遊び方を指導する(手でからかったり、走り回って足を噛ませたりしない)

 ・子犬が嫌がったら気持ちを解説する

 

3.必ず保護者が傍にいる

 ・散歩や食事を与える時、遊ぶ、触る等必ず保護者は傍にいること

 

※傍にいる といっても、真横で見ている時ということです

台所で家事をしているとか、洗濯物を干している時だと

もし、子犬が子供に唸ったり、噛もうとしたり、嫌がった時に、

そうなった様子を見ていなければ、

子供のどのような行動に対して、唸ったのか

わかりません

 

 

で、それを子供に尋ねても、わかりませんし、

当然、子犬に尋ねてもわかりません

 

 

原因を見ていないので(^^;

 

 

で、子供に怒ってもわかりませんし、

なんで子犬の気持ちがわからないの?って言ってもわかりません

 

 

具体的に教えないとね

 

 

この触り方が嫌だったのかもしれない

じゃあ、こうしてみたらどうだろうって

ちゃんと、実際にやって見せて

実践させて

経験させて

 

 

”具体的に”指導しましょう

 

 

で、出来たら、もちろん子供のことも、子犬のことも

是非、褒めてあげて下さい

 

 

 

でも、そんなのいちいち見ていられない

仕事しながら、子育てして、忙しい

 

 

ですね(^^)

 

 

そんな声が聞こえてきそうですが

 

 

他に誰が教えるのでしょう?

 

 

 

 

子供がいるご家庭が子犬を迎え入れるって

 

保護者がとっても大変なのです

 

 

飼ってからそう感じた方もいるかもしれませんし

だったら飼わなかったのにって思う方もいるかもしれません

 

 

でも、

 

本気で噛む犬になったら

子供と子犬の関係が悪くなったら

 

 

”修復はもっと大変です”

 

 

 

子犬を迎え入れた時は

 

一緒におでかけしたり

フワフワで撫でるのか気持ち良くて

帰ってきたら可愛い顔で喜んで出迎えてくれて

癒してくれる存在に・・

 

 

それが、あっという間に修復が大変な関係になってしまう

 

 

 

そうなってしまった家族にたくさん接してきたから

 

 

そうならないで欲しい

 

 

だから、ガンバレ~パパとママ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

@横浜しつけ教室