※2018年2月17日に公開した記事ですが、2020年6月24日に加筆訂正し再度公開しました。
おうち時間が増えて、
手付かずでいたアルバムの整理をされている方も多いようです。
生前整理や終活の延長線上に写真整理は必ずあります。
写真整理アドバイザー的には「デジタル化してフォトブックに再編集」
というのが1つのパターンですが、
今日はアルバムからアルバムへのお引越しについて紹介します。
昔のアルバム・写真を整理したい理由を再確認
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重い・かさばる
- 残しても子供達が困る
- 気持ちの整理をしたい
といったことがあるかと思います。ですので、
- カサや重さを減らしたいなら、入れ物を変えたらいい。
- ぎゅっと絞って子供達に残したいなら、その分だけ、別の入れ物に入れたらいい。
そう。入れ物を変えればいいんです。
- その作業をすることで気持ちも自然と整理されますよ。
アルバムから別のアルバムへ移す方法
アルバムから剥がして、他のアルバムに貼るのは、実はなかなか大変です。
なぜなら、剥がす時に、写真が破れたり、反り返ったりする場合があるから。
なので、デジタル化ということになるのですが、
デジタル化をせずに整理することがダメなわけではありませんので、
今日はその話を書いていきます。
ポケットアルバムや封筒から新しいアルバムへ
元の写真がポケットアルバムや、封筒・缶などに入っている場合は
新しいアルバムに移すのは比較的簡単です。
残したい写真をピックアップしながら、時系列にして
新しいアルバムに入れていきましょう。
封筒に入ったままの写真など、写真同士がくっついてしまっている場合もあります。
このとき、傷つけずに剥がすコツがありますので、
無理に剥がさずこちらのリンクを参考にしてください。
こちらは水害にあった時を想定していますが、長期間の保存でくっついてしまった場合も
方法は同じです。
↓
粘着式のアルバムから新しいアルバムへ
こちらも残したい写真のみ台紙から剥がして、新しいアルバムに移せば良いのですが、
昔ながらの粘着式アルバムは非常にしっかりしています。
一旦貼った写真を剥がすのはなかなか大変です。
剥がし方として参考になる記事を紹介します。
★ドライヤーを使って剥がし、反り返ってしまった写真はアイロンでプレスするといったもの。
↓
★また、ヘラを上手に使った剥がし方についてこちらで詳しく紹介されています。
↓
いずれにしても、なかなか根気のいる作業ですよね。
私なら根負けし、ビリビリ剥がしてしまうかも。
でもせっかく残したいと思った写真ですから、自分で剥がすのが大変でしたら
無理に剥がさず、写真店へ持ち込んでください。
その写真をしっかり複製してくれます。
その複製された写真を新しいアルバムに入れてください。
自分でデジタル化しないのでしたら、この方法が最もオススメです。
新しいアルバムはどんなものがいい?
セキセイ「フォトアルバム」240枚収納
ナカバヤシ「フォトグラフィリア」240枚収納
メーカー違いもありますが、こちらの方がほんのわずかですが、
セキセイのものに比べ厚みがあります。
メーカーの製品紹介ページはこちら
この他にも表紙が布貼りのものなどもありますが、
薄さ優先でこちらの二点を紹介させていただきました。
捨てるのはちょっと待って!
最後になりますが、少し余談を。
「思い切ってアルバム全部捨てた!」という声も実はよく聞きます。
いろいろ考えての選択肢であれば、それは悪い事ではありません。
ですが、ちょっと待って欲しいのは、
ご家族に聞かずに勝手に捨ててしまうこと、です。
親がアルバムを全て捨ててしまった!
あとでそれを聞いた子供がショックを受けるというケースもあるのです。
実際、聞いた事もあります。
親からしたら、自分の若いころの写真、子供が生まれる前の写真など
子供には興味がないだろうと思うかもしれませんが、それはそうとは限りません。
子供からしたら、自分のルーツである親のことを知れる
とても有難いツールでもあるわけで、
昔の時代を知ることは、今を理解することにもつながります。
例えご自身が不要だろうと思っても、
アルバムは家族のルーツを知るものでもあります。自分だけのものではないのです。
捨てる前に、ご家族にぜひ確認することをオススメします。
一通り、みんなと見返してからでも遅くはないはずです。
参考になれば幸いです。
【西塔カオルの本】
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平日昼間はカメラのタカギ(足立区竹ノ塚)にいることが多いです。
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