こないだの週末、夫君に色々と吐きだしたことは前回の記事でも

報告しました。


ここで、夫君はもう一つ私にとっては特筆すべき発言をしました。



「今思えば、結局(不倫相手は)誰でもよかったんだと思う・・・。」



某ブロガーさんの言葉をお借りしていうと、

私たちは不祥事前、「お粗末な夫婦」でした。


家族としては幸せを感じてたものの、日常生活に夫婦の会話、

夫婦の営みはほとんどない、会話するとしたら愚痴しかない、

週日も週末もほぼ別行動という冷めた夫婦でした。


お互いを見失っていました。


「夫君の仕事の成功=家にいない」という変な公式が

私の頭の中に成立してたから、夫君の仕事の話は

あえて無視するような、そして夫君の仕事を否定するという

偏屈な態度を私は見せてました。


夫婦の営みに夫君が誘ってきたとき、

私は高い割合で拒否するか、寝たふりしてました。


「僕たち夫婦、普通じゃない。うまく行ってない。

(カウンセリング)とか、何か行動とるべきだと思う」と

夫君は何度か私に切り出したことがありました。


「うまく行ってない・・・。」

その事実を認めること自体が怖くて、

私は聞く耳を持ちませんでした。


実は夫君は風俗に通ってた時期もあります。

これを後で告白されて、

「やっぱ男は獣と一緒。あんたもただの獣」と

なじったこともありました。

でもそれ以上、私がこの話題に触れることは

ありませんでした。


夫君が私に対して蓋をしてしまったのは

これがきっかけになったと、

そして夫君は私との夫婦を

解消しようと、何度か私に言いだそうとして、

でもその勇気がなかったことが何度かあったと、

夫君は発覚後、私に告げました。


そして、そんな寂しい時期、

彼は浮気女に出会いました。


彼女も夫の愛が感じられないことを悩む、

寂しい女でした。


同じ屋根の下で生活しながらも、

食べるのも寝るのも別という

完全な家庭内別居だったらしい。


そんな二人がお互いを「ソウルメイト」と感じ、

強烈に惹きつけられる関係になるまでには、

そう時間はかからなかったといいます。


二人のメールを後日読んだ限り、

水面下の最後の最後まで完全に

夫君は「彼女の虜」といった感じでした。


その彼が、別れから2カ月経った今、

「今思えば、誰でもよかったんだと思う」と

言った・・・。


結局は、私たち夫婦の心が離れてしまってたこと、

それが寂しくて、他に癒しを求めてたと。


でも今は違う、二人で過ごす時間には笑いが

絶えないし、お互いの目を見て何時間でも

話し合う態度、お互いを尊重し、

認め合う姿勢がある。

仲良しもかなりの頻繁である・・・。

辛いこと、嬉しいこと、楽しいこと、憤りを

感じていることを率直に話せる二人になった。


「あれだけ離れてた二人の心が

今、こうやってまた一つを向いてる。

不思議だね。そんなことってあるんだね。

かよちゃんは変わったね・・・」と夫君ほほ笑む。


結局あの浮気女は、私たちの関係を

もう一度作り直すためのプロセス、

手段でしかなかったと思えば、

女に対する執着は少し手放せるのだろうか。


昨日から夫君は「野放し」出張。

私は金曜日に合流する。

夫君の出展ブースには浮気女も訪れるだろう。

でもなんだか落ち着いてる自分もいる。

思ったより心がザワザワしない。


夫君、強くなれ~~~!!