「A子ちゃん、またマッキーくん信用してないでしょう?」

先生が、笑いながら言いました。



「えぇ~っ、そんなことないも~ん、
マッキーくん 信用してるよー♥」



「・・・・(^_^; 」(なんと答えていいものやら…と思っている僕です)



「マッキーくんの右手に背中を預けてないよね。
あんたを信用しないぞー 自分でいくぞーって感じ。」



「うーん・・ 自分でいくぞー は思ってるかも(笑)」


「・・・・(^_^; 」



「マッキーくんも、しっかり胸を張って、
あなたの腕は翼なんだから、翼をしっかり広げなきゃ」


おぉ! 翼ですか。

そう思うとなんかカッコいいですね。(^^)


腕を上げる時のほんのわずかな角度の違いで
肩が前にでてしまい、
そうなるとどうしても翼が広がりません。

ホールドの時の両腕の上げ方は
前から何度も直され、練習してきましたが、

あらためて、自分の「翼」をイメージしながら、
少し後ろ目からすっと上げてみました。



「おぉ~ マッキーくん、いいじゃんか、カッコいい」

とA子先輩が褒めてくれます。


「そうそう、そうやって、ふーっと広げて
ここに入っておいでって思うのよ」と先生。


うんうん。
なんか翼を広げると思うと
自分も気分がいいですね。(^^)


腕が翼になって、A子先輩をふわっと受け止めて

はい どーぞ、ここに入ってください と
心地よく受け入れて
安心できる居場所を作ってあげる・・・

そんな感じなら、先輩もきっと気分よくいられるし
“ 信用してくれる ” んでしょうね。


なんとなくイメージはできましたが・・・

やっぱりその後何度も、先生の
「ほら、翼がなくなってるぞ!!」の声が
響き渡しました(>_<)