ブログを書く頻度が下がってしまっていますが、
ハッピーコンピューティングの教室は酷暑にも負けずに通常運転しております。
教室の様子はまた後日書くとして・・・
ついに Blender 2.80正式版がリリースされました。
<https://www.blender.org/download/releases/2-80/>
Blenderは無料で使える3Dモデリングソフト。
無料とは言えプロユースに耐え得るほど高機能であり、3Dグラフィックの勉強を始めるとたいてい一度は触れることになるでしょう。
バージョン2.7xまでの初期操作方法が他のモデリングソフトと一線を画していたため一部では悪評もありました。
業界標準としてはMAYAという高価なソフトが有名ですが、BlenderはMAYAに操作性能の点で大きく水をあけられていた、そんな印象がありました。
2.8ではその操作方法が一新され、かなり使いやすくなっていると言われています。
私は専門ではないのでコメントしづらいですが、少々子どもたちにオススメしやすくなるのかなと思います。
3Dプリンタの急激な普及のため、3Dモデリング技術の需要が高まると予想されます。いや、すでに始まってますね。
モノを熟練の職人が作っていた時代が終わり、モノはモデラ―と言われる人々が作る。
そういう時代がやってくるのではないでしょうか。
ミリ単位の調整も、3Dプリンタの性能が向上すれば、とても簡単にできてしまうでしょう。
すでに、3DグラフィクスはコンピュータゲームやフルCGアニメーションのためだけの技術ではありません。
モノづくりの業界は数年前から大きく変革を始めているはずです。
外国では3Dプリンタで巨大な橋ができたとかできてないとか。
Bridge Project deel 1 from Michiel van der Kley on Vimeo.
ハッピーコンピューティングではBlenderや、MagicaVoxcelに触れる時間を増やしています。
小学生にはMagicaVoxcel、本格的に取り組みたい中学生などにはBlenderという感じです。
プログラミングに限らず、コンピュータとの自分なりの付き合い方を見つけれくれるといいなと思っています。
3Dモデリングしてアニメをつくってもいいし、橋を作る人になってもいいでしょう。
ハッピーコンピューティングでは今後も、さまざまな取り組みを継続していきます。