機械に仕事を奪われる人 | ハッピーコンピューティングのブログ

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東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。

AIやロボット技術が進歩して

シンギュラリティが起こって

現在人間が行っている仕事の多くが機械に奪われるから新しい仕事をつくらないとね

というような話を見聞きします。

 

一方、先日発生した

車いすを利用する男性が飛行機のタラップを這って上がった件があります。

テレビの報道を鵜呑みにすると

飛行機会社側の添乗員さんは、這って登っている人をそばに立って見ていたとか。

 

ルールだからでしょうか。

マニュアルだからでしょうか。

そんな風に、取り決め通りの、決められた命令どおりにしか動かない仕事は

まさに機械に奪われてしまう仕事なんじゃなかろうかと思います。

 

目の前で這って登っている人がいる。

大変そうだから手伝う。

シンプルだけど人間的な仕事だと思います。

 

これをロボットに、プログラミングしてやらせるには

どの程度からが「大変」なのか、判断基準が必要で

乱れる息とか

汗の量とか

筋肉の働きとか

そういうのをデータにとって数値化して

ここからが「大変」。

「大変」になったら手伝う。

「大変」じゃなければ手伝わない。

そういう風にプログラミングしなくてはいけない。

それって意外と難しいんです。

ディープラーニングを使って、徐々に判断する精度が上がってきているとはいえ

人間ができる判断の精度とはまだまだ大きく差があるでしょう。

 

また、人間の場合、空気を読むとか時勢を読むとか、そういうのができるから

TPOで変化する価値観に柔軟に対応して

今この時の判断から、1年後2年後の判断へ、明確な境目もなくゆるやかに変化させていくことができる。自然な形で。

コンピュータにはそれが難しい。AIとかディープラーニングとかビッグデータとかに期待が集まる領域ですね。

 

 

プログラミングを経験すれば 「コンピュータにやらせるには難しいこと」 が分かるようになる。

人間的な仕事とは何かが分かる!(言い過ぎ?!)

 

さあ、ハッピーコンピューティングでプログラミングを始めよう!

最後は宣伝でした!(笑)