様々なプログラミング言語に触れてほしいと思っています。
ひとつの言語を極めるという考え方には違和感を覚えます。
言語にはそれぞれ個性があって
その考え方の違い、他との差別化によってどの言語も魅力を発揮しているからです。
私は仕事で様々な言語を経験しましたが
正直なところどれも極めた!という実感はありません。
Javaから入ってオブジェクト指向を知ったけど
オブジェクト指向の面白さを理解できたのはRubyに触れてから。
Rubyを知って改めてJavaの良さも分かったし
CとかC++を知ってよりJavaやRubyの考え方が深まっていきました。
昔RubyのMatzさんが雑誌でJavaScriptの面白さを力説してたとき、私はいまいちよく分かってなかったけど、今では理解できるようになりました。
悪名高きVisualBasicも、Oracle限定のPL/SQLも、どれもこれもお互いに影響しあって、良いところを取り入れ、気に入らないところを否定して、言語設計者の個性が表現されてます。
一つの言語を極めるぞという志を持つのは否定しませんが
そのためにはやはり他の言語も知らなくてはいけないだろうなと思います。