当初想定していたのは子供たちを指導することでした。
ハッピーコンピューティングは集団教育です。個別指導ではありません。
先生は私ひとりで、最大12人の子どもたちを一度に指導したいと思っています。
学び合いと言われる手法がうまく取り入れられればとも思っています。
- クラスが元気になる!「学び合い」スタートブック/学陽書房
- ¥1,944
- Amazon.co.jp
なぜ集団教育か?
メジャーな習い事であるサッカーは、大勢の子どもたちを少数の指導者が指導します。
サッカーチームはひとつの組織として機能する必要があり、11人のプレイヤーをひとつにまとめるのは、ひとりの監督であったほうがいいというのもあると思いますが。
そもそもサッカーは本質的に楽しいもので、子ども達も自発的に興味を持って練習する。
その自発的な練習こそ大切なので、指導者は少なくてもいいのでは?と思います。
プログラミングもサッカーと同じように本質的に楽しいもので、子ども達は自ら学び練習できるものです。
大切なのは、プログラミングが本質的に楽しいものであると伝えること。
Rubyというプログラミング言語を作った人として有名なまつもとゆきひろさんも数年前にこんな風に書いています。
中学生時代にプログラミングをはじめた私自身も含めて、若い頃からプログラミングに「はまった」人たちは、結局、コンピュータを使いこなすのが楽しいからこの道に進んだようなもので、教科書に書いてあるから、あるいは学校の授業だからという理由でプログラミングをはじめた人など見たことがありません。プログラミングを教えるというのであれば、少なくとも教える人はプログラミングの楽しさを自覚している人でなければ成果をあげられないと思います
引用、Matzにっき(2013-06-12)
おっしゃる通りと思います。
職業プログラマとして10年以上経験を積んだ私も、ひとつ確かなことが言えます。それは
優れたプログラマはみんなプログラミングという行為が好きだ
ということです。
仕事としてキツくても、優れた技術者はみんなプログラミングが好きでした。
プライベートも技術的な話でいっぱいでした。
以前書いたように、私は職業プログラマを目指す必要はないと思っています。
仕事にしてないからプログラマを名乗ってはいけないということはありません。
どんな職業に就いても堂々とプログラマを名乗ればいいです。
そういう人はいっぱいいます。
重ねて書きますが、プログラミングは知的で楽しさに満ちています。
「コードは小説より面白い」なんて帯に書いた本もあります。
- Code Reading―オープンソースから学ぶソフトウェア開発技法/毎日コミュニケーションズ
- ¥5,616
- Amazon.co.jp
個別指導で教えれば当然コストも上がります。その必要はないと思います。
楽しくみんなで学びましょう。サポートは私が担当します。