たまには「元」SEっぽい記事を書きます。。。
IntelがAlteraを167億ドルで買収した
とか。
昔々、プロセッサ業界には 「RISCか、CISCか」 という大きな論争、というか話のネタがありました。
この話は、CISC陣営のIntelがRISC陣営のいいところを丸呑みする形で一度話が終わりました。
Pentium4の頃です。
その後ARMの台頭で再びRISCに興味を持つ人が増えて、、、みたいな続編もあります。
一方、別の話のネタ 「ソフトでやるか、ハードでやるか」 というのもあります。
ある機能を、ソフトウェアで実現すれば、後々の変更とか修正とかがやりやすくなる。
一方、ハードウェアで実現すると、後々の修正、変更が大変だけど高速処理が期待できる。
保守性重視でソフトか、性能重視でハードか。みたいな話。
Intelのプロセッサが尋常でなく高速なので、Intelのプロセッサの上にソフトウェアでシステムを構築するのがいい、と言うのがひとつの解だったし、また、FPGAをはじめとするプログラマブルな集積回路を使う、と言うのもここ数年の流行でした。
そこに今回の買収。
あのRISCかCISCか論争の結末を思い出させます。
IntelがPentium4でRISCを呑み込んだって話と、IntelがXeon搭載SoCでFPGAを呑み込むぞって話。
Intelってやっぱりすごいなぁと感心しつつも、数年後にXilinxがFPGAで攻勢に出て、、、みたいな続編を期待してしまいます。
こういう話も、ハッピーコンピューティングで、中学生くらいの子に話してあげられたらいいなぁと思います。
意味わからんとか、面白くないとか、最初は拒否反応が予想できますが、少しずつ興味や関心の種をまいて、ゲームで遊ぶことだけが面白いと思うのではなくて、その仕組みを知る楽しみを分かってもらえるように努力します。