温泉旅館のおせち料理
年末近くになると、
おせち料理の買い物を少しずつ揃え、
こんな私でも毎年おせち料理は手作りだったのですが、
今年は
全て旅館のおせち料理!
この味にしめてしまったら、
来年も作らなくてもいい?かしら?
味はちょっと濃い目でしたが、
とても美味しかった。
でも、毎食豪華なものを食べていると
人間というものは、
ふと、素朴な料理を食べたくなるもので・・・
オットが、とっても嬉しそうに
「スキヤキの残った生玉子を
最後に御飯にかけて食べるんだぁ
」
すごくうれしそうに言う。
大きな子供を見ているようだ。
「あら、そう。」
「この卵、蓋をしめておいたほうがいいかなぁ?」
「しらん。」
そして、料理の最後の方になり、
仲居さんが、
「そろそろ、ご飯をよそいましょうか?」
「ハ~イ!」
もう、待っていました!とばかりに、オットの返事はいい。
すると、
「ない!」
「ないの!」
オットが目をまん丸くして言う。
「俺のたまごが・・・
」
料理を目の前にしているのに、
しらないうちに、仲居さんが下げた様子。
あまりにもショックを受けていて
話しかける言葉もないほどの、落ち込みようだ。
家に帰る途中、卵を買ってやろう。。。
大人なのに、年始早々
世話がやける。






