株)インプレッション カラー・イメージコンサルタントの菅原令子です。
このブログでは、いつもの生活が楽しくなったり、いつもの風景が素敵に見えるような「色」にまつわる様々なお話をしています。
紅葉の美しい季節が近づいて来てますね。
先日のTable with Colorsセミナーでは、
エントランスに
赤や黄色の花や葉っぱ、かぼちゃなどを飾り、
実りの秋の訪れを、皆さんに楽しんでいただきました。
赤いアジサイとともに活けたアナベルは、
河口湖から持ち帰ったもの。
一部ペイントして、色のグラテーションを楽しみました。
手前の紅葉したような葉っぱは、レモンリーフ。
え?レモンリーフは紅葉するの?と思った方もいらっしゃるかも。
これは着色されたレモンリーフです。
ガラスの器に活け込むと、
時間が経つと着色した色が溶け出して、
水に移ったその水の色合いも楽しむことができます。
ところで、紅葉の赤色は、ブルーベリーなどにもたくさんふくまれる、抗酸化作用の高いアントシアニンという成分の色だそう。
色々な説があるそうですが、緑の葉っぱが含む、光合成を行うクロロフィルが、日照時間が減少して気温が下がってくると不要になり分解されるそうですが、その過程で植物に有害な活性酸素が発生しても植物が負けないように、アントシアニンが増え備え、抗酸化するそう。
自然は本当に頭が良いですね!
人間は抗酸化物質を自分で発生できないから、日々の食べ物に気をつけて、積極的に良いものを体に取り入れていかないといけませんね。
香港は紅葉がないので、
ますます、凛とした空気を感じながら、
綺麗な紅葉の中を散策したいなあと思います。
しばらくは、この記事を書きながら、
森の香りや落ち葉を踏みしめる音を記憶の中から手繰り寄せて楽しむことにしましょう。