(株)インプレッション カラー・イメージコンサルタントの菅原令子です。

 

 このブログでは、いつもの生活が楽しくなったり、いつもの風景が素敵に見えるような「色」にまつわる様々なお話をしています。


昨日は、反対色同士の組み合わせでバランスをとる方法をお話ししました。


トーンを変えて合わせるほかの方法で、強い原色の反対色同士を合わせてバランスをとるには、どちらか片方の色の分量を少なくするとよいです。


ウィンドウショッピングをしていたら、ちょうど良い例題を見つけました!

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フランスの香水ブランド、Diptiqueの新作を飾ったウィンドウ。モノトーン基調のとても小さなお店ですが、ディスプレイの反対色効果で、遠くからも目を惹きました。

オリエンタル情緒あふれる、ジャスミンやテュベローズを使った香水です。


東洋といえば、やはり赤。香港でも見かける赤い帆船をモチーフにした可愛らしいディスプレイです。


赤と緑を合わせる時、帆船の中に緑を入れるなら赤の方を多く。

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赤い包装紙で包むなら、緑はステッカーで小さな面積で。




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緑に赤をちょっとなら、反対色の組み合わせが強くて苦手な人に許容範囲でしょう?☺️


赤いポイントが入ると、緑がいっそう生き生きと、そして楽しく見えるパッケージになりますね。