カラー・イメージコンサルタントの菅原令子です。
このブログでは、いつもの生活が楽しくなったり、いつもの風景が素敵に見えるような「色」にまつわる様々なお話をしています。
日本に戻ってきました。香港から日本に帰ってくる飛行機で一緒になった小学生の男の子たちは、羽田について飛行機からタラップに出た瞬間、「東京も暑いね。でもDRYだね!(乾燥してるね!)」と話していました。日本人にはジメジメした気候でも、香港に比べるとそれでも乾燥しているのです。私も日本に着くといつも「爽やか~」と感じます。
今日は夏至。一番昼間の長い日ですね。尾張地方では、夏至の日にいちじくを食べる風習があるそう。いちじくは昔は薬とされていたので、健康を維持しようと、暑い季節に食べられていたのでしょう。今日は食べなきゃ♪
久しぶりに美味しい和食を食べに行きました。最初に出てきたのは、ソラマメの「水無月」。水無月に見立てたソラマメ豆腐に、あずきとわさびを添えたもの。
水無月は、京都では6月末日にいただく三角形のお菓子。これも厄払いになるそう。
昔、旧暦の6月1日に、宮中では氷室に蓄えた氷を食べる「氷の節句」という、氷を食べて夏の健康を祈る行事があったそう。貴重品の氷を食べることのできない庶民は、氷をかたどった三角のお菓子を食べるようになりました。それがこの三角のお菓子の形の由来だそう。上に乗っている小豆は厄除けだそう。
ソラマメ色のグリーンを「反対色」の漆の赤が引き立てて、より色鮮やかに、美味しそうに見せています。
「反対色」って、なに?と思った方もいらっしゃいますよね。今度は「反対色」についてお話ししますね。
香港に戻る前に、和菓子の水無月も食べて帰らなくちゃ♪