瞳の奥でそっと泣いた。
懐かしい人から電話がかかってきた・・・1年ぶりくらいかな。
一緒に飲みに行って馬鹿騒ぎした次の日に姿を消した。
音信不通になった。
忘れてた。
オレは変わったよ。たぶん。だって光のある世界にいるもの・・・
ソイツは変わんなかった。変われなかった。まだ暗闇のなかにいる・・・。
オレは光を求めてた。ただ自分勝手に。
そいつはオレの中に光を求めてた。だから変われなかった。
オレの前から消えた理由、オレの電話に出れなかった理由、オレに1年ぶりに電話した理由。
泣いていた。心が泣いていた。最期はホントに泣いてた。
ごめんな。救ってあげられなくて。ごめんな。
オレは無力だ。今までもこれからもきっと無力だ。
でもいいんだ。オレは光のあるほうを選んでしまったんだから・・・。
これからしばらくは、すすきのの交差点を越えるたび、もう会えないソイツのこと思い出す。
でも、きっと忘れてしまう。そいつはもうオレの光が届かないところにいるから。
タチの悪い昔話です。
今日はいいことがありました。もう忘れました。また明日思い出してみます。
いいことあった日にこういうのって、いかにもオレらしい。