土日のまとめ+α | あなたと二人三脚

あなたと二人三脚

日々変化少なく穏やかに謙虚に生きていきたい。
今日が人生最期の日だと思い、精一杯生きる。
努力とは力むことではない。誠を積み重ねることである。

去った土日、日本LD学会の第28回研究大会に参加してきました。

 

LD定義から20年の大会で定義設定から経緯、そして再定義の是非までかなり踏み込んだ内容となりました。

 

その中で今回私は「発達障害者へのコーチング」という講演会二本と同じテーマでのLD学会の国際委員会ラウンドテーブル(通訳の方がいて助かったぁ)、そして「法律家からみた合理的配慮」の講演会といろいろな分野のポスター発表を見てきました。

 

十五年間プロコーチとして活動している私は「発達障害者へのコーチング」が、今後の青少年支援の重要なテーマでしたので、その内容は大いに参考になりました。講演をされたコネチカット大のPerker博士と明星大学の秋元研究員にも質問や意見を伝える機会も得、明星大学の発達支援研究センターには注目していきたいと思っています。

発達障害や特別支援教育への理解深めるために学び続け、コーチングや教育カウンセリングや心理学の研鑽を続け『発達障害児&者へのコーチング』が出来る人材へと成長していきたいと強く決意した2日間となりました。

 

ALT(ボーイスカウト日本連盟副リーダートレーナー)になった2006年からの研究テーマは「成人指導者へのコーチングによる個別支援」でした。当時はコーチングを研究テーマに挙げているトレーナーも少なかったと記憶しています。2012年にLT委嘱後もサブテーマ的に取り扱ってきました。しかし残念ながらその成果を他県連のトレーナーの方々と共有する機会はもう無いかもしれませんので、ここで皆さんにお伝えしたいことがあります。

 

「コーチング」とはなんぞやという学びをされている方はこの十年で企業や公務員、教師そしてボーイスカウト界などの社会教育従事者にも格段に増えました。が!多くは「コーチングスキル(技法)」を学んだだけではないでしょうか?

 

例えば車を一度も運転したことが無いのに、マニュアルを読み、映像を観ただけで運転に臨むと…真っ直ぐは走るけど曲がろうとすると「バァ〜ン!(事故)」となることが多いと思います。

 

コーチングも同じことが言えます。コーチングの概要、技法は本や講習で学ぶことは出来ます。それだけで誰かに実践しようとすると…可哀想なのはその誰かとなります。

 

コーチングを使いたい方はちゃんとした機関から専門教育を受けるのはもちろんですが、ご自身が確かなコーチからコーチングセッションを受けてください(もちろん有償で)。そして初めて誰かにコーチングが出来るのです。

 

ちなみに

私城間のコーチング研修歴は

①コーチ21(現コーチ・エイ)

・コーチトレーニングプログラム(CTP:国際コーチ連盟ICF認定)2003年から2006年までに50モジュール200時間

② コーチ21及びコーチ・エイ主催

・集合研修2006年から2019年までに延べ150時間

 

私がクライアントとしてコーチングを受けた時間(当然全て有償)

2004年から2018年までに50時間以上

※間隔は1~1.5年に3.4ヶ月

※対面コーチングではなく全て電話コーチング

 

私がコーチとしてクライアントに対して行ったコーチングの時間

2004年から2019年までに延べ40人以上(全て有償)で350時間以上

※クライアントの職業は会社員(管理職含)、教師(管理職含)、自営業、主婦他

※無償で行ったコーチングは有償より多いのは確実です

 

是非経験のあるコーチを探し出してコーチングを受けてみてください。