いつもブログをご覧いただいてありがとうございます。
ECCジュニア氷見駅前教室 講師の小田しん子です
昨日、今日とごんごん祭りが開かれていますね。
2年ぶりということもあって、生徒さんたちは、
みなさんウキウキしておられました
楽しむときは思いっきり楽しんで、また一緒にがんばりましょう
さて、生徒さんから度々聞かれるのが、
「抽象的なあいまいな感じの文章をどうやって読んだら良いかわからない。」
という事です。
英単語や英語の構造はある程度理解している生徒さんでも、
難解に感じるようです。
実は、私もかなり悩んで色々とやってみました。
一番良かったのが、抽象的な表現に出会ったときには、
具体的な表現に言い換える事です。
これは、自分が分かりやすいしっくりとくるなあという
表現ってあると思うんですけど、それに置き換えるとすっと理解はすすみます。
そんなの出来ないよ~と言われる方もいらっしゃいますが、
コツをつかめば大丈夫です
具体的な例が思い浮かばない、間違っている場合は、解答をみて
理解し直して、修正していけばよいと思います。
とりあえず、考えるということが大切なので、それが出来ただけで大丈夫です
私が今教えているときも、実は本文の内容から少しずれていると思いつつも、
分かりやすい具体例を出すために、こんな方法もあるよ、とか、
昔、こんなことをやったよなど自分の経験を入れてお話することがよくあります。
そうすることで、イメージしやすくなればいいなあと思っています
普段は時間を計ってその時間内で長文を読んで頂いていますが、
時間があったら、ご自宅でやって頂きたい方法があります。
それは、段落ごとに作者が何を言っているのか内容を「要約」するという方法です。
これをすると、1段落目はこう、2段落目はこう、という風に各段落ごとに作者の
言いたいことがわかり、それを最後にざっとまとめて眺めてみると、
「あ、分かった!こんなことが言いたかったんだ。」という風になります。
難しい内容を完璧に読みこなすのではなく、細かくチャンクダウンしていき、
具体例を出していってイメージしながら理解を深めてみてはどうでしょうか?
あくまで、自分にとって分かりやすい、身近だなあと感じる具体例を出した方が
頭で理解できるというよりも、すっと自分の中に入ってくる、腑に落ちる感じが
すると思います。
ポイントは、
「具体的な例を出そう」
「要約力をつけよう」
です。
実はもう一つ、
「抽象的な思考を身につけよう」
というのもあるのですが、これはまた今度お話させて頂けたらと思います