大人が絵を描かなくなる理由

という記事を読みました。

「できない」と思い込み、最初からあきらめてしまう。

それは、子どもの頃に根があるんですね。

大人になってから、

「自分はどうして○○なんだろう?」

と思うことのほとんどは、子供の頃きっかけがあるということが

よくわかるお話しだと思いました。

子どもながらに一生懸命なんだけど、

大人の期待が大きいせいか、

「どうしてできないの?!」

と、怒られたり傷ついたりすると、もう二度とやりたくない、

嫌な記憶になってしまうんでしょうね。

嫌なことほど忘れられない、

それは人間の進化の過程で身につけた能力の一つなので、

簡単に消すことは難しいことです。

絵を描かなくなるというこの話は、

「絵」だけに限った話ではありません。

「できない」と思った瞬間、

勇気をもってチャレンジすることをあきらめるということは、

「生きること」にも影響します。

壁にぶつかったとき、

「どうせ自分には無理」と思うか、

「やってみなければわからない!」と思うか。

その違いは、やはり小さな頃の親の言葉がけ。

人生で初めて出会うコーチである親から、

どんな言葉を浴びて育つか、

それが、アンパンマンになれるかならないかの

大事な要素だと思います。

そしてアンパンマンは、一人では生きていけません。

大事なジャムおじさんという存在が不可欠なように、

親はいざという時に助けてあげられる存在であるべきなのだと思います。