公園まで歩いて行く途中、ゴミが落ちていました。

公園に着いて、花を探していると、

ゴミが目に留まりました。

ゴミ箱はどこにも見当たりません。

拾って帰ろうと思っていたら、

コンビニの袋が落ちていました。

拾ってゴミ袋にして、歩きながらゴミ拾いを始めました。



空き缶、タバコ、お菓子の袋、髪留めのゴム、サングラス、

一つ一つ見つける度に、これを落とした人はどんな人だろう?

と、想像している自分がいました。

風に飛ばされたのかな?

遊んでいるうちに落としたことに気づかなかったのかな?

何も考えずポイしなのかな?



大人は子供に教えます。

「ゴミはゴミ箱に」と。

その大人が、お手本になっていないなんて。

外に出て歩いてみれば、子供だって気づくはず。

「なぜ道路に捨てるんだろう?」と。

外に出て遊ぶことも少なくなり、

公園に行くとしても車で行っていたら、気づかないかな。



「ゴミはゴミ箱に」

今は、「自分のゴミはゴミ箱に」

と思っている人が多いのかもしれません。

捨てる人は、拾いません。

拾う人は、捨てません。

「ゴミはゴミ箱に」

と口で言わなくても、

大人が拾っているその姿が、

子供にとっての学びなのだと思います。

机に座って本を開くだけが、

勉強ではないということ。

本当に大切なことって、

誰かが教えるのではなく、感じ取ることではないでしょうか。