自分の脳はコンピューターに例えると何タイプ？　の続きです。判明しましたでしょうか？

私は自分の得意なところ、不得意なところを鑑みまして、タブレットPCタイプであったと判定しました。で、日本ではやっぱり無理をしていたのでしょう、機会があってオーストラリアの大学院に入学して、こちらで働くことになりました。日本に居た時には分かっていませんでしたが、オーストラリアに来てから、日本での環境は自分の特性にあっていなかった！という事に気が付いた次第です。ホントに全然気が付いていませんでしたよ。当時の私は、「自分は真面目な性格だし、自分ほど会社勤めに向いている人間はいない！」と思っていました。自分ではわからないのです。という事で、自分の脳を客観視することは大事。

こんな昔の私のように無理して合わない環境にいて、自分の能力を活かせていない人がいるかもしれないと思い、このテーマで記事を書き始めた次第です。

かといって、別に「日本の社会に合わない人たちは、海外に出よう」と言っているわけではありませんのでお間違いなく。日本を出ずとも自分の脳がどのタイプなのかを知ることによって適正な場所を見つけることは容易になるでしょうし、転職等は簡単にはできませんが、自分の能力を活かせる仕事に力を入れるなどして調整が可能なはず。

で体感ですが、無理している人は日本に多い。何故多いのか、というとまず転職が一般的ではない。多少あっていないと思っても、無理やり自分を合わせる。オージーの場合は、あっていないと思えばすぐやめて転職します。学校に入りなおして、職種から変えるのも普通です。

それからもう一つの理由は、やはり日本がほぼ単一民族がゆえに能力、性格、気質的に似通っていて均一化しやすいためではないかと。それに教育レベルが高いので皆がある程度の能力があるが故、全員同じ事を求められても何とか対応できるのもまた理由かと思います。と、理由をあげだしたらきりがないですわね。

しかし何度も言うように、脳のタイプは人それぞれ。人間皆個性がありますし、得意分野も違います。全員が全員マイクロソフトのWindowsがインストールされたデスクトップコンピューターではないんですよ。何度も言いますが、携帯スマホタイプもいれば、スパコン型もいる。自分のいる場所が、自分の脳の能力タイプにあった場所かどうか考えてみてくださいね。

↑これ自体は素晴らしい使い方だと思うのですが、仕事で恒久的に使うのであればやはりデスクトップを使った方が良いですよね。

ぜひともADHDやアスペルガー等発達障害と言われる人たちに考えてみてもらいたいのです。発達障害の人たちは、能力が劣っているわけではなく、ただただ規格外なことが多い。しかし均一な日本の社会に適合できず、自分は無能だ、役に立たない、社会のお荷物、と悩んでいる人も多いと思うのですよ（私もそうです）。なので、考えてみてもらいたい、携帯で会社のデスクワークしますか？タワー型デスクトップパソコンを持って営業回りしますか？自分が場違いなところにいるだけで、誰でも自分の能力が活かせる場所が必ずあるはずです。

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人間もコンピューターと同じ、適正な場所に設置されていますか？