君九齢 ・「九齢公主」~隠された真実~


婚礼衣装の色が表す
「特別な使命を持った女性」

 

第7話。

君蓁蓁(九齢)と方承宇の婚礼で

九齢は赤い衣の上に紫色の婚礼衣装です。

 

中国ドラマの婚礼シーンでは、

新郎新婦ともに赤い服を着ているものがほとんどですが、

方承宇の赤い衣装に対し、 

九齢は赤い衣の上に紫の衣。

 

この婚礼衣装の色から

九齢のこれから歩む道への

覚悟のようなものを感じました。

 


 

中国時代劇の婚礼シーンでは、

新郎新婦ともに赤一色というのが基本です。


ではなぜ

ドラマ「君九齢」で

九齢が 赤の上に紫を重ねていた のでしょうか。

 


🏮 婚礼衣装の基本

   赤は婚礼の正装の基本の色。

  • 幸福・繁栄・邪気を払う意味を持つ。

  • 唐代以降、明清期にかけて定着。
     


🟣 九齢の紫衣の意味

  1.  位と身分の象徴

    • 紫は古代中国で「高貴・特別」を示す色。
       

    • 明代でも、紫の衣は一般人は着られず、
      官位や皇室関係に許される特別な色でした。
       

    • 九齢は本来は公主(皇族出身)。
      赤一色ではなく紫を重ねることで
      九齢の本当の身分を示しています。
       

  2. 物語演出上の強調していること

    • 方承宇との婚礼は
      九齢の「第二の人生の始まり」であり、
      「ただの嫁入り」ではない。
       

    • 赤だけでなく紫を纏わせることで
      「特別な使命を持った女性」
      であること伝えている。
       

  3. 陰陽・調和の意味

    • 赤(陽)に紫(陰陽が融合した高貴な色)
      を重ねるのは「新しい調和」を象徴する。
       

    • 九齢が過去を背負いながら
      新しい人生を歩むことの暗示、
      とも解釈できます。
       


🌸 まとめ

  • 赤 … 婚礼の基本色(喜び・繁栄)。

  • 紫 … 皇族や高位者だけに許される特別な色。

    紫衣を重ねることで、九齢にとって
    ただの嫁入りではなく「元・公主の婚礼」
    「特別な人生の再出発」を示している
    のだと思われます。

    主題歌のはじめに、
    この婚礼シーンが映されています。
    このことからも、衣の色が表すものも
    大切なシーンだと感じます。

     

    最後までお読みいただき

    ありがとうございます。

     

    ドラマを楽しむ一助となれば幸いです💕