―『美男〈イケメン〉宮廷〜麗しき4人の皇子たち〜』―
なぜ「古装」に
心が惹かれるのか
この感覚にはちゃんと
心理的・感性的な理由があることが
分かりました。
① 感情が“むき出し”に
描かれているから
古装劇は、
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身分
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掟
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戦
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宮廷の争い
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命の重み
といった、
人格や感情を直接揺さぶるテーマ
が中心です。
そこにあるのは
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愛したくても愛せない
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守りたくても守れない
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想いを語れず、行動で示す
という、“魂の葛藤”。
日常的な現代ドラマよりも、
感情の振れ幅が大きく、象徴性が強いため、
心の奥にある
「本能的な共鳴」を刺激します。
② 「言葉より行動」の世界
この物語でわたしが特に惹かれたのは、
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言えない
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伝えられない
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だから行動で示す
という第四皇子の愛の形。
現代劇は説明的な台詞が多く、
感情を「会話」で処理する場面が多い。
一方で古装劇は、
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無言の決断
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沈黙の犠牲
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表情だけで語られる想い
が大きな比重を占めます。
わたしの感性は
「説明される愛」より「感じ取る愛」
に強く共鳴するタイプなんだと思います。
③ 儀式性と様式美
古装の世界には
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装束
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礼節
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建築
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音楽
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所作
といった、“儀式性”があります。
これらは
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人の心を静め
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内面に向き合わせ
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感情をより深く感じさせる
働きを持っています。
「見ていると安らぎと温かさを感じる」のは、
この儀式的な美のエネルギーに、
心が自然と同調しているから
かもしれません。
この物語に出会えて
ますます、中国時代劇ドラマが
好きになりました。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
ドラマを楽しむ一助となれば幸いです💕
