―『美男〈イケメン〉宮廷
〜麗しき4人の皇子たち〜』―
💎主題歌に描かれた“永遠”
──青い石と古い画仙紙の物語
このドラマの主題歌には、
ドラマのテーマそのものが静かに息づいています。
花が開く時を念じながら待つ
幼き頃の思い出のように
時代を超えて語り継がれる
風に吹かれた青い石
石は、古来より“変わらぬもの”の象徴。
そして青は、純粋さ・真実・永遠を表す色。
“青い石”とは、
風に吹かれ、時に埋もれても、
決して消えない
心の記憶 の象徴。
それは、運命に翻弄されても
互いを想い続ける
二人の魂の輝きです。
第四皇子とヒロインの愛もまた、
現実と幻想、
時間と空間の狭間を越えた
“風に吹かれた想い”。
すべてがリセットされても、
心の奥に確かに残る
―― それが「青い石」のような愛の形。
✒️詩的に言えば、、、
風が過ぎても、石はそこにある。
たとえ姿が見えなくなっても、
想いだけは、永遠に残る。
そして
この後、歌は、もう一歩深く、
静かな情景を描きます。
弦の音があたりに響き渡り
夢の中の曲を奏でる
古い画仙紙を折って
君への愛をつづる
「画仙紙」は、書や絵を描くための特別な紙。
そこに“古い”という言葉が添えられていることで、
長い時を経た記憶や過去に残した想いを
象徴しています。
「古い画仙紙」とは、
時を経てもなお、誰かを想う心の記録。
乾いた紙に落ちた墨のように、
その想いはゆっくりと滲み、
決して消えることはありません。
“折って”という言葉には、
直接伝えられなかった想いを包み、
大切に胸にしまうような
静けさがあります。
第四皇子とヒロインの愛もまた、
夢と記憶のあいだのもの。
「古い画仙紙」は、
彼らが一度生きた物語（＝ゲーム世界）
そのものの比喩ともいえます。
リセットされても、物語が終わっても、
その愛は“記録として残る”。
まるで誰かが昔、筆で綴った恋文のように、
紙の中で永遠に息づいているのです。
✒️詩的に言えば…
古い画仙紙とは、
時に忘れられ、しかし消えぬ愛の証。
墨が乾いても、
そこに残る筆跡は、心の温度を伝えている。
💠青い石は永遠を、
古い画仙紙は記憶を。
そのふたつが重なるとき、
二人の想いが、
音楽という形で
私たちの心に届くのです。、
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
ドラマを楽しむ一助となれば幸いです💕
