保護子猫、白くんの体調不良
イタリア🇮🇹から、Ciao Ciao!
世界中の猫たちに幸せで健康な猫ライフを
送ってもらう事をライフワークにしている
猫の総合カウンセラーのハッピーキャットマミィです。
今年、63番目にやってきた白くん。
ミルクボランティアの友人が
保護主さんから引き受けたものの、
あまりの小ささにビビってしまい
育てられないと助けを求めて来ました。
思いっきりキャパオーバーの時期だったので
離乳の済んでいる3にゃんを
預かってもらうという交換条件で
この子がやってきました。
(預かってもらった子猫達が戻ってきた時、
又事件が起こるのですが。。。)
白くんは、ミルクもよく飲むし成長ぶりも
問題なしの優等生。
すっかり大きくなって、
里親募集を募るための写真を撮っていたら
脇の下が赤くなってるじゃないですか?
怪我した?
が、よく見たら白癬!
毛を引っ張るとボサボサ抜けていく。
獣医病院でブラックライトで診てもらったら、
やっぱり光りました。
ワクチンは先送りでまずは
白癬のケアの開始です。
どっからやって来たの〜😭😭😭
ずーっと元気いっぱいだったのに
投薬を始めたものの、
普通は数日で良くなっていくのに
傷はどんどん大きくなって
真っ赤に腫れ上がってきました。
そして熱っぽく、ぐったりしてご飯を拒むように。
白癬が炎症を起こした?
白癬の薬の副作用?
猫がご飯を食べなくなるのは第1のアラームです。
病院へ行って血液検査をしてもらったところ
白血球が減少して免疫が落ちる
汎白血球減少症を発症していました。
通りで傷が治らなかったはずです。
とにかくすぐにカニュラ針を入れてもらい、
お薬は全て揃っているので、
おうちで
静脈輸液、インターフェロン、
赤血球を上げるビタミンB12
抗生剤の注射、
栄養のあるフードの強制給餌
を開始しました。
私が一通りのケアができる事を知っている
かかりつけの獣医師は
免疫がないので
病原菌が多い病院に入院させるより
自宅での治療を勧めてきたので
隔離をして自宅での治療です。
(何かあった時はすぐに連れて行ける距離です)
早期発見だったためか(これ大事!)
2-3日で熱も下がり、
日に日に元気が出てきました。
高熱で立っていられずフラフラだったのが
ボックスからジャンプして飛び出すくらい
体力もついてきました。
まだ自分からフードを食べてくれないので
強制給餌が続いています。
一時は命に関わるのではないかと心配しましたが
とりあえず峠は越したようです。
子猫はさっきまで元気でも、
急にに具合が悪くなったりするので
ホントに油断ができません。
特に母親の初乳を通して受け継いだ抗体は
6-8週齢くらいから減少してくるので
8週でワクチンを打つまでの期間は超デリケート。
本当に気を使います。
丁度里親さんを募集する時期と重なるので
体調不調で譲渡が先送りになった事が
何度もあって
「わざとか?」
と疑いたくなりますが
健康な状態での譲渡が第一なので
きちんとケアをして健康診断をしてから卒園します。
白くん、早く良くなって里親さん募集しようね。
PS - 今さっき、ご飯を自分で食べました。
一皿ペロリと平らげてくれました。
やった〜♫