風のまたたび

風のまたたび

明日は明日のネコがまどろむ。

神保町シアターで「さらば箱舟」を観てきました♪

今、巷で話題のガルシア・マルケス「百年の孤独」を、寺山修司さんが1982年に映画化したものです。
ちなみに原作は興味はあるものの、分厚くて難解そうなのでまだ読んでいません。
この映画の完成後、公開を待たずに寺山さんは47歳の若さで他界されています。
ストーリーは正直言ってよくわかりませんでしたが、寺山さんの独特の世界観に引き込まれました。
「考えるな、感じろ!」的なものでしょうか。
そして、山崎努さん、小川真由美さん、原田芳雄さんといった名優さんたちの迫真の演技はとっても見応えがありました。
原作の方も読んでみたくなりました。

映画鑑賞後、古本屋街に行ってみました。
学生時代、よくこの界隈を歩いたものです。
当時より店の数は減ってしまっていましたが、よく通った書泉グランデやマンガ専門の古本屋さんは健在だったので嬉しかったです♪

帰りは水道橋まで歩いて、駅前のバインミー屋さんに入りました。
久しぶりに食べたバインミーは格別でした♪

最近、土偶に目覚めましたw

今から1万年くらいも前の縄文時代の人たちは、何で土偶なんて作ったのだろう?

そんなことを考えたら、観たくて堪らなくなりました。

東京で土偶が観られる場所を調べたところ、多摩センターにある東京都埋蔵文化財センターに展示されていることがわかったため、行ってみることにしました。



中は、こんな感じです。




土偶に会えました♪
1万年の時を超えて、縄文時代の人たちと繋がった気がしましたw



可愛い土偶もたくさんありました♪


土器もたくさん展示してありました。
のっぺりした弥生土器に比べて縄文土器は表情豊かで見応えありますね♪


屋外には、縄文時代の住居が再現されている庭園がありました。


縄文人たちは、こんな家に住んでいたのでしょうかね?

以下は、おまけです。
お昼をどこで食べようか考えました。
多摩センターの隣に永山という駅があります。
若い頃の話ですが、新宿のサブナードにロビンという名のスパゲッティ屋さんがありました。
ここのロビンというスパゲッティが好きで、新宿に映画を観に行った際には必ず立ち寄ったものですが、かなり以前に店がなくなってしまいました。
でも、ある時調べたら、永山駅にロビンのお店が移転していることを知り、行ってみたいと思っていました。
ところが、ここもいつの間にか閉店してしまっていました。
悔しいのでしつこく調べてみたところ、笹塚に移転しているとの情報を得ました。
多摩センターから笹塚まではちょっと遠かったですが、行ってみることにしました。


昔のロビンは、卵とニンジンが入っていて、ピーマンは入っていなかったと思います。
でも、味は昔ながらのロビンスパゲッティをしっかり受け継いでいました。
40年振りくらいに味わうことができて、感無量でした♪

映画「カミノフデ」を観てきました♪

ロケ地が瑞穂町ということもあって、佐野史郎さんたちの舞台挨拶がありました♪

佐野史郎さん、一時期ご病気されていたようですが、お元気そうで良かったです。
サプライズで登場した村瀬継蔵監督のお話しも伺うことができて、とっても有意義でした。

映画の方は、さすが造形作家の作品だけあって、怪獣(ヤマタノオロチ)が半端ない迫力で見応えがありました。
特に、特撮を手掛けた佐藤大介さんが長年の念願を果たされたというガソリンスタンドの爆発シーンが圧巻でした。
ストーリーは…
ある意味、「箱男」より不条理な展開だったような…
あと、私は怪獣より魔神の方が怖かったですw