暑い熊本に今月も通い82頭のさくら猫が誕生しました

日向市の行政枠で市内の野良猫、外猫72頭

どうぶつ基金の一般枠で高千穂、日之影の野良猫10頭です

 

日向市ではどうぶつ基金の行政枠で増えた野良猫の不妊手術を進めています

8月と9月は熊本の竜之介動物病院で不妊手術を受けます

行政枠では不妊手術に加えワクチン接種とノミダニ駆除薬が適用されます

 

敷地内での猫の捕獲、不妊手術も禁止されている市営住宅で

出産間近だった母猫も手術を受けました

生まれた仔猫5頭は全て譲渡され、母猫は猫の家で暮らしています

 

 

日之影町の仔猫3匹

ボランティアが軽トラックで運んできたのです

そして一言「狂暴です」

この子達をケージに入れなおすのに30分以上奮闘し

ようやく収まりました

 

日之影町の山里の小さな集落でケージに移す作業を始めると、

近所の住民が何事か?とゾロゾロ出てきました

消防団から役場、農協の職員さんまで総勢20名以上

皆さんに混じって、首輪をした黒猫の飼猫まで出てきて

私達のドタバタ騒動を楽しそうに見物

この白猫家族は母猫も真っ白で一緒にTNRしましたが

集落の人達が白猫家族を悪く言わないのです

普通なら、畑で糞をするとか苦情の一つも出てきて当然なのですが

集落で認められているのです

これが本当の「地域猫」だと感じました

 

TNRでこれ以上増えることもなく、穏やかに山里で暮らしていける

野良猫にとってこんな幸せはありません

今頃は親子で野山を走り回っているでしょう

 
どうぶつ基金には、行政枠と一般枠で沢山の猫を助けて頂きました
今まで見向きもされなかった県北部の野良猫に手が差し伸べられ
幸せなさくら猫が誕生しています
本当に有難うございます
 
いつも親切な対応をしてくださる竜之介動物病院にも感謝です
有難うございました