6月26日金曜日
約束通り仕事が終わってから会った
そんなに急ぐこともなく
待ち合わせ場所についてもLINEしなかった
車内でコーヒー飲んで
今日はさすがにマスクはやめようと
化粧直ししてると彼到着
あ、メガネいつものと違う・・
と思ったもののスルー
またどうでもいい仕事の愚痴を吐きまくって
それにもちゃんと真面目に返事してくれる彼の運転でホテルへ
ホテルに行ってお風呂にお湯溜めたりしたけど
結局この日もキスやハグだけで何もしなかった
でもちゃんと話しはできた
「結局不倫だから将来が不安」
「婚活もした方がいいかなとも思ってる」
とかなんとか・・・
「別れるとか離れるとかは思ってない、思ってないけどいろいろ考えちゃってどうしていいのかどうすればいいのかわかんない」
みたいなことも話した
「今までは、『好き好き!』ってだけで特に何も思わなかったけど、夢から覚めたというか、ここにきて気づいたっていうか
『あ!これって不倫じゃん!』みたいな?
それに気づくと今度は見て見ぬふり出来ないしさ。
いや、最初から妻帯者で子供もいるって知ってて好きになったんだけどね。
あなたも隠してないし、私を騙すとかじゃないし。
だけどもう私も42なのね
いろいろ考えるよ
逆に50ならいろいろ諦めてこんな風に思わなかったかもしれない」
彼は
私のことが好きだし、淋しいって言ってた
「オレはずっと一緒にいたいと思う。エゴかもしれないけど」って言っていた
「でも本当にピノには幸せになってほしいと思ってるんだよ」
「なんでも話して」
「話さなきゃダメだよ」って言ってた
「おまえが話したくないんだろうなってわかってたよ。電話も迷惑かなとか思ったし。でもこのまま連絡しなくなったらダメだなって思って。おまえから連絡来ないのもわかるし、迷惑かなって思いながら電話してたんだ。話してくれてありがとな」
もう彼は元気なさすぎて可哀想だった
消えちゃうんじゃないかってくらい小さくなっていた
「オレはピノが好きだよ。でもピノが辛い気持ちがどんどん大きくなって、オレといるのが辛いっていうなら……」
「え?別れるの?これもしかして別れ話になってる?フラれるの私?」
と、以前わんこに言ったセリフを言ってみる
そこで彼はめちゃくちゃ優しいキスを何度もしてくれた
頬とか瞼とかにも
そして
もうなんか好きだしいいやって
あれこれ考えるのをやめた
そして私のことどこが好きなのか聞いてみたら
「性格」
「性格!?どんな!?」
「真っ直ぐなところ。真っ直ぐにしか生きられないところ。話してて一生懸命なところ。オレが代わりに話してやろうか?って思う」
「変わってるね、あなた・・・」
「変わってるかな」
別れ際、キスしてる時に
「なんで結婚してるの?」
って聞いてみたけど
聞いておいて
「その年で独身のがヤダ」
って言って笑った
彼の下半身が反応していたので
「H出来なきなくてごめんね」
って言ったら
「大丈夫だよ。ピノに会えただけでよかった。
・・・・って股間デカくして言ってもな」
「説得力」
って2人で笑った
帰りも車内でしゃべりまくってたら
彼が笑って
「いつものピノに戻ってきた、良かった」
って言っていた
「いつもの私って?」
「んーー今はキラキラしてる」
「キラキラ・・・インスタ女子」
「寝ても覚めてもおまえのこと考えてたよ。LINEも既読にならないかなーって」
「それもう恋じゃん!」
「ずっとそうだよ。オレは何も変わらないよ」
「私もだよ」
キラキラー!!
そう、この日で全部元通り!!!
になるはず
だったんだけどなぁ・・・