資料紹介

2021年度 明星大学通信教育学部 教育原理 2単位目の一発合格レポートです。

<課題>
1.戦後日本の教育改革について3点を取り上げ、要点をまとめよ。
2.現在の学校教育の課題について考察せよ。

<講評>
1.戦前期の教育体系との対比を交えつつ、各要点を的確にまとめられています。
2.確かな現状認識に基づいて考察を展開しています。

参考文献:
『教育原理』  佐々井利夫・樋口修資・廣島竜太郎共著 明星大学出版部

資料の原本内容

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【2 単位目】
1.戦後日本の教育改革について 3 点を取り上げ、要点をまとめよ。
【本文】
戦後日本の教育改革について、教育行政の体制、学校制度、教育の統制の 3点について論じていく。
戦後、日本国憲法の制定によって行政は国会の定める法律に基づき執行されることになった。教育行政においても、戦前には「義務」とされた教育は、戦後では国民の基本的「権利」とされ、国には教育を受ける権利を国民に等しく保障する「責務」が課せられた。また、教育法令は民意の集約される国会において決定されることとなった。さらに教育基本法の成立によって教育の「中立性」と「不偏不党性」の明確化された。また戦後の学校制度は戦前の「複線型」から「単線型」へと変化した。複線型学校制度では尋常小学校 6 年間の卒業後の進路は中学校、高等女学校、高等小学校、実業学校などの学校体系に分かれていたが、多くは中等教育以降の進路上の袋小路に陥り、さらに上級の学校へ進むことが非常に困難であった。一方戦後は、..
 
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