資料紹介

MBA取得のために経済学を学んでいる現役の外資系生保社員(役職付)です。
保険を2000文字の制限があるなか、これ以上の内容のレポートは中々かけないと思いますので、日大通信で保険総論のレポートを書く方、もしくは生保業界に勤めたいと思われる方にご参考になれば幸いです。

資料の原本内容

【分冊1】
1保険制度の意義はどのようなものか
テキスト P6 に「保険とは、保険者・・・持続させる経済制度である。」と記載があるが、生命保険を例にとり、もう少し噛み砕いて説明する。
まず保険に関わる関係者の説明として、「保険者」とは、保険契約に基づいて契約者から保険料を徴収し、保険事故の発生の際に保険金を支払う義務を負うもので、これは生損保各社にあたる。
次に「契約者」とは保険者と保険契約を結び、契約の権利(契約内容変更などの請求権)と義務(保険料の払込義務)を持つ人を指す。
次に「被保険者」とは、その人の生死が保険の対象となっている人を指す。
最後に「受取人」とは、保険金・給付金を受取る人を指す。
2近年の環境変化一番大きな環境変化としてあげられるのは「人口の高齢化」である。
平成28年の内閣府の調査によると、総人口における65歳以上の割合は25%を超えており、労働人口よりも高齢者にバランスが傾いているため、現役世代が少ない人数で高齢者を支える状態になっているため、社会保障制度の仕組みがうまく機能しなくなってきている。
具体的には、公的年金の支給開始年齢は昭和1..
 
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