これは雨の日の道路で見つけた白ペンキの印です。
特別な場所でもなければ、有名な被写体でもありません。
ただ、雨に濡れたアスファルトの上に描かれた白いラインが妙に美しく見えて、スマホで何枚か撮影しました。
撮ったときは、「面白いな」と思っただけでした。
ところが、その写真をプリントして額装してみると驚きました。
さっきまで道路の一部だったものが、
まるで最初からアート作品として存在していたかのように見えてきたのです。
写真は撮った瞬間に完成すると思っていましたが、もしかしたら違うのかもしれません。
プリントし、額に入れ、壁に飾ることで初めて作品として息を吹き返す写真もあるのでしょう。
パソコンやスマホの画面の中では見過ごしてしまう一枚が、額装することで急に存在感を持ち始める。





