ちょっと知人と話していて思ったのですが、なにかと仕組みを知らない人が多すぎです。

敢えて、まとめさせて貰います。(偉そうにごめんなさい)

※例えば、広島県にも県防災アドバイザーという仕組みがあります。

ここですが、アドバイザーになったら「自分に依頼が来る」と思っていたり、高齢者の勧める防災に異論を唱えながら、『地区防災計画策定』への協力のお知らせも読んでいなかったり。

という若手にしか会わない事で、ガッカリです。

(まず、依頼が来るほど凄い講師なのか?管理課の協力要請はスルーして実績がないのに、課が何も言ってこない。という悲しい思考回路はやめましょう)

 

といった気持ちですので、県の先輩方にも、日本中の先輩方にも様々なご意見おありだと思います。

 

奥ゆかしさは減ってしまった我々なのかもしれませんが、自分を過信するのはダメです。

 

若手は、まずの自身の研鑽、協力して学ぶことからだと思っています。

【県のアドバイザーとしての活動はどうしているか?】聞いた若手の返事が「何も言ってこない」「防災計画?」「読んでみます」等の情けない返事でありました。

若手の皆さんにもご都合おありだと思いますが、依頼された資料はご一読の上、主旨と若手のアイデアが入れば町が変わる事を、今一度、腹に落として欲しいです。

 

ですので、地区防災計画 2016年から遡りますよ。

引用 地区防災計画学会誌

★地域のボトムアップで開始できる

内閣府のやり方や思いと、地域の実情やコミュニティは違うかもしれない。

が、あなた次第で飾りではない計画を作ることができる。【てか、作る】【作れ】

以下引用しながらまとめています。

本書が欲しい方は地区防災計画学会がサポーターを募集していますのでぜひ会員になって購入して下さい。

 

【ヒント】

総合性

◯マンション、福祉などコミュニティ全体の求める理想を考える。

◯着地できるかではなく、実施したらいいと感じていることを具体的に明確にする。

まとめているところに話す。例えば民生委員なら福祉や民事協に「目的」「意義」を話してから始める。

日常的要素が非常時に生きるようにする。医者や消防など。

 

★は私見です。

★防災活動のない地域では一部の人が始めた時に、支援する行政が「人が集まらない」住民の手で作れるのかと思っているΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)

行政も「アリバイ事業」的関わり方になる。

だいたい、一部でしか頑張っていない人の「やりきる」「ふりきる」力が疲れ果てていて、アリバイ防災に流されてしまう。

まず、応援してあげましょう!!

 

★地域の実力者と自主防災組織の長が仲が悪い時などに、地域の実力者の思いが行政に浸透してしまっている。

これ、意外と大きいんですよね。

これで、その人の意図しない事にささいな地域の整備が進まず、住民が自主防を頼れると思っていない事がある。

 

コミュニティに関わる活動を頑張って【実例】【活動例】を増やしている人やグループを応援して繋げる。

〜実際に自主防災組織を作れといわれ、数だけ増えて「魂」が入っていない事が多い。

これは、消防庁の手引きによりできているだけで、町内会=自主防災組織ではなくて良かったらしい。

  ↑

 これは知らなかった・・・・。となると、それで施策を広げた責任大きいですよね・・・。

 

 

地区(学区、連合学区、町内会単位はこだわらない)

やり方例)囲碁、地域料理、茶席のある防災計画討論会など

楽しい+めんどくさい事を合わせないと人はこない

 

大阪では、町内会から予算を集めようというと、連合町内会から猛反発があった。

港区が最初に地域に財布を渡し、地域活動協議会の中にあった「防災計画」と地域防災計画があった。

それをまとめる事で出来上がり、活動が広がった。(制度外で策定された計画を取り込む)

 

・・・・・・・・・・・

 

番外(ではないかな?)

 

無償の行為にも言及がありましたよ。

NPO.専門家.地域の人(ここに専門家ではない防災士さんが頼まれていない(または他に頼む人がいなくて地域の中から選ばれた等)講義をする、講師になる場合などは含まれないと私は思っています)

地域の方の受付や、人集め等に対しては無償でよいのか、と言う部分は、共通項かもしれません。

回覧板配布報酬などで行政から出ている資金もありますので。

町連から自主防へ資金が出ている場合は、ここでは運動会やマラソンなどの運営お手伝いと同じかなと思っています。

 

ともかく、ボランティア後進国日本は、これらの優れた頭脳や知識資源に対して無償が当たり前だと思っています。

 

(私見ですがたまに、無償はおかしい!と行政に言う人もいますが、そこは、反省するべきです)

無償がおかしいのではなく【きちんと料理できる人たちへの報酬がないのがおかしい】

【鍋を買ったばかり、または磨いてない鍋をもってで報酬がないというのはおかしい。】←私見です。

 

では、抜粋に戻りますね。

◯この点は行政が地域の活動を評価する視点を持っても良いのではないか。

 

これらのまとめ

(計画、実行のやり方)

1.地域活動の総合性を後押しする使い方をする。

【事業の総合性、地区の中をつなげる、計画と現場の総合性、日常と非日常をシステムにする】

2.地区特性に柔軟に対応する。

【限界がある前提で普及させる手立ての発明、地域の主体性を引き出す方法の発明、行政と連携して実際に地域の防災力を上げる、実際の活動ができる地区設定】

3.地区防災計画の評価の視点

【行政組織の中で通用する評価の視点、専門家や地域の方の無償の行為の評価の視点】

2016年からこのような情報は出ている。

災害が起きた時には、知恵や知識や力を出して支援してきたのか、そこからの教訓を町に落とし込んだのか。

 

 

それら熟読し、知恵に変えて町や地域、他地域で、しっかりこのあたり習得して、防災に挑んできたのか?と、講師の話とか、お手伝いの話すらこない、、。」と今まで、言ってきた方にお伝えしたい。(地区の防災だけしてるという方はスルーしてください)

あくまでも、私見部分はは、[やれる!]と立候補、または講師である事を引き受けた防災士さんへの私の意見です。

町内に頼まれて防災士になった。地域活動だけするなどの方への言葉ではありませんので勘違いしないでくださいね。