みなさまこんにちは!
料理教室の時間がやってまいりました。


本日はアマトリチャーナ(ベーコンと玉ねぎのトマトソース)を作っていこうと思います。
アマトリチャーナの名前の由来はアマトリーチェという場所で生まれたからだそうです。
このあたりの地域です。


ある神父さんが大雪で外に出られなくなった時、キッチンにあったベーコンと玉ねぎで作った即席のトマトソースがあまりにも美味しかったので広まっていったそうです。
冬場はかなり寒いので本格的なアマトリチャーナはピリ辛だと聞いたことがあります。
アマトリーチェ地方の街並み。
(行ったことないですけど、、)



〜ざいりょう〜

1人前

○スパゲティ(乾麺)  100g
○玉ねぎ  1/4コ
○ベーコン  50g (できればブロック。スライスでも問題ないです。)
○にんにく  一片(にんにくチューブでもOKです。)
○トマトベース  200ml
○白ワイン  30ml
○パルメザンチーズ  30〜40g
○タカノツメ(輪切り)  2〜3コ
○オレガノ(乾燥)  ひとつまみ
○オリーブオイル   適量








0  お湯を沸かします。そして海水より少し薄めに塩味をつけます。(重要なので毎回書いてますが、この塩加減が仕上がりを左右します。)


1  玉ねぎをスライスします。
(繊維にそってふつうにスライスすると、シャリシャリした食感に仕上がります。
もう1つは画像のように繊維に逆らってスライスすると、玉ねぎから旨味がでてきてすこし濃厚な仕上がりになります。)



2  ベーコンをカットします。


(カットの方法は完全にお好みの切り方になります。厚切りにすればベーコンの旨味と食感が楽しめます。細長くカットするとベーコンから旨味が出てきて深みのある仕上がりになります。)


3   にんにくをスライスします。



4   まずフライパンにオリーブオイルを入れ、ベーコンとにんにくを入れます。



5   強火で炒め始め、途中で少し火を弱めます。

(火を弱めるのは焦げつき防止と、ベーコンの油の跳びはね防止をするためです。ベーコンは強火で炒めるとパチン!ってハジけて大火傷しますので注意です。炒める時間は長くなりますが初めから中火でもOKです)




6  きつね色に色付いてきたら玉ねぎとタカノツメを入れます。

(4でタカノツメを入れないのは、タカノツメが焦げやすいからです。)






7   白ワインをいれます。


(しっかりアルコールを飛ばします)



8    トマトソース、パルメザンチーズ、オレガノを入れすこしパスタの茹で汁をいれます。
そして弱火〜中火で水分を飛ばしていきます。


(パスタの茹で汁を入れるのは、少し水分を含ませて全体が馴染むようにするためです。さらにお店ではパスタの茹で汁に、パスタからのグルテン(だと思います汗)が大量に含まれているので、パスタとソースのつなぎの役目を果たします。)




9   塩、コショウで味付けします。
(すでにベーコンとパルメザンチーズの塩分があるので、塩を入れすぎないように注意です)

(ある程度濃度がでてきたら火を最弱か止めるにしてパスタの茹で上がりを待ちます。)



10  パスタを茹でます。
(袋に書いてある茹で時間より1分早めに茹で上げると、少し芯のあるアルデンテに仕上がります。ラーメンでいうと、某有名ラーメンチェーン店のバリカタにあたると思います。)



11   パスタを茹で上げてフライパンに入れます。
やはりここでも「炒め」ないで、余計な水分を飛ばす感じでササっとあえます。


(ソースと合わせる時、完全に湯切りしないで少し水分を含んだ状態で合わせるのがコツです。)



12  最後に味を整えて完成です!




(トッピングにパルメザンチーズとパセリをお好みでかけます。あと、モッツァレラチーズをちぎって乗せるとめちゃくちゃ美味しいのでオススメです!)



以上となります。
がんばってチャレンジしてみてくださいね。



それではチャオ!🇮🇹