「プラナカン博物館」でプラナカンの美しい世界を堪能した後には、すぐ隣にあるプラナカン料理の有名店で食事をして、お腹も満たすのがよいですよね~!

でも、前回博物館へ行った時には、もうひとつの有名店「BlueGinger」へ行ったので、改めてこちらのお店に行ってみました。

2003年にオープン以来、正統派ニョニャ料理を提供しているお店で、もともとはカトンエリアにあり、2008年にプラナカン博物館近くに移転したそうです。

 

「TRUE BLUE CUISINE」

URL:http://www.truebluecuisine.com/true-blue-cuisine/

ADD:47/49 Armenian St

MRT:CityHall駅徒歩8分程度

TIME:Lunch : 11:30am to 2:30pm
        Dinner : 5:30pm to 9:30pm

※2019年1月時点の情報です


お店は博物館の一つ隣の建物の1階。
入口からもう独特の雰囲気ですね~

実際にプラナカンの方が住んでいた家を改装したという話。

 

大きくて重い扉を開けると、そこは美しいプラナカンビーズのサンダルが飾られていたり、素敵な調度品があったり、博物館の続きのような展示スペースが。

 
そして、そこからさらに奥に入ると急に開けた空間が!
ショップハウスの2階部分まで吹き抜けになっていて、天井はガラス張りで光が入り、とても明るいメインダイニングラブラブ
 
ボックス席とテーブル席が並んでおり、平日の昼間に行ったのですが、そこまで混んでいなかったかな。陽気なおじさん店員が暇だからか、何度も話しかけに来ては、ちょっとした日本語も披露して、でも、話が長くて。。
 
 
メインダイニングの装飾品もどれも美しく、タイムスリップしたかのよう。
食事を楽しむだけでなく、五感でプラナカン文化を体感できる素敵な空間ですね。
 
セットランチメニュー(S$32)もありましたが、今回はアラカルトでオーダー。
 
伝統的ニョニャ料理の前菜といえば、これ「Kue Pie Tee(クエパイティ)
このお店のは、自分で作るスタイル。
サクサクの薄い生地のカップに、切り干し大根のような具を入れて、チリソースをかけて食べるのですが、辛さ調節ができるのがいいかもウインク
すぐ食べるとカップがサクサク、少し置いていたらしっとりしてこれまた美味!
 
サラダはこれ。料理名忘れてしまった・・
 
海老のタマリンドソース。「Udang Goreng AssamS$22
甘酸っぱいソースが大きな海老によく絡み、美味しかった~~
 
そして、メインはこのお店で絶対試したいこちらの一品。
秘伝のスパイスたっぷりの鶏肉とブラックナッツの煮込み。
Ayam Buah Kuluak(アヤムブアクルア)S$24
 
おじさんが絵まで見せてくれて、ブラックナッツの説明をしてくれました。
それ自体は毒だそうで、手間をかけて毒を抜いてから煮込みに使うとのこと。
大きなナッツの中身をフォークで取り出しながら、一緒に食べるのですが、独特の風味。
炭火を使って長時間煮込まれたお肉は、ホロホロと柔らかく、絶品キラキラ
白いご飯がどんどん進む!
 
お腹いっぱいだったのに、おじさんがいろいろ勧めるので、軽めのデザートを。
これが何かわからないままだったのですが、ふわふわのパンケーキみたいなものでした。
 
頼んだロンガンティ―はお代わり自由なので、しばらくお茶だけで粘っておしゃべり。
この空間にいるだけで、もう居心地が良すぎて、時間が過ぎるのを忘れてしまいます。
 
1階の個室が空いていたので案内して見せてくれました爆  笑
2階にも個室があるそうです。
 
日本から来られた方のアテンドにも絶対いいですね~!
豪華な雰囲気にもかかわらず、なんだか懐かしさを感じる居心地の良さ。
シンガポールらしさを感じられる空間でしたウインク