シンガポールのお天気事情まとめてみます。

 

乾季は4~10月で、特に5~8月は暑さが最も厳しく、35℃を超える日も多い。

雨季は11月~3月で気温は少し下がり、長めのスコールが多くなり、夜は肌寒い。

 

さすが赤道直下の国。

年間通した平均気温は27℃程度湿度85%と、とにかく毎日蒸し暑い汗

そして、突然のスコールが当たり前。さっきまで太陽ギラギラだったかと思えば、バケツをひっくり返したかのような雨が降り、また止むと太陽がのぞく、気まぐれな空模様。

あれだけ降った雨はどこへ流れていったのかと不思議に思うほどの水はけの良さ。

 

ベビーカー子連れ外出時に激しいスコールに合うと、ベビーカーにレインカバーをかけても、自分が傘をさして歩くのが厳しい雨の強さなので、もう止むまで待機せざるを得ない。。

 

突然のスコールに備えて、必要なのが【お天気アプリ】

こんな感じで、ビジュアルで雨雲レーダーを表示してくれる。

降水確率を言われても、すぐに変わるし、あてにならないので、雨雲レーダーを見て、雲が近づいてくるなとチェックをしている。この画面は全く雨雲ないが、土砂降りの時は、その場所が真っ赤に覆われて表示されるから、逃げろーって感じえーん

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アプリはいろいろあるので、使ってみて自分が使いやすいものを見つけるのがよいですね。

ちなみに私は「SGのWeather」「SGRainMap」「Weather@SG」と3つ入れていて、3つを見比べて正確性を判断したりしている。雨雲が近づいてくると、アラームが来るようになっていて便利!でも、雨雲が近づくと、空の雲が明らかに色が変わり、風が吹いてくるので、なんとなく感覚で分かるようになっちゃったけどチョキ

 

 

そして、シンガポールの悩みの種が【ヘイズ(HAZE)】

何それ??と来るまでは聞いたこともなかった。

 

【ヘイズ(HAZE)】はインドネシアのスマトラ島やカリマンタン島の山火事や焼畑農業、排気ガスなどが風に乗って、シンガポールまでやってくる、大気汚染のこと。

ヘイズの成分は一酸化炭素、二酸化硫黄、に参加窒素、オゾン、鉛、その他の化学物質だといわれており、毎年5~10月にかけて悪化する傾向にある模様。

 

まったく、困ったことだよね。。

国レベルで対策を求めてはいるようだけど、なかなか改善するものではなさそうで。

 

<ヘイズの強さ>

ヘイズの強さは【PSI(大気汚染指数)】というもので表わされる

 PSI 0~50    良好な大気状態

 PSI 51~100  やや不良な大気状態

 PSI 101~200 不健康な大気状態

            →長時間の屋外での肉体的活動は避けるべき

 PSI 201~300 非常に不健康な大気状態

            →屋外での活動は最小限とすべき

 PSI 300超      危険な大気状態

            →屋外での活動は避けるべき

 

<ヘイズの影響>

目・鼻・喉などの粘膜を刺激し、目や皮膚のかゆみ、鼻水、咽頭痛、咳などの症状が現れるようで、ひどいと、頭痛、めまい、吐き気などの症状もでる可能性あり。

持病がある方、呼吸器系が弱い方、子どもは特に気を付ける必要がある。

 

<ヘイズの対処法>

残念ながら、現時点では特効薬や予防薬はないようで、とにかく接触を避けるしかない!

外出を避けたり、マスクをつけたりして、予防に心がけよう。。

 

外を見て、こんな感じにもやっと白くなっていた日、アプリを見ると“PSI75”と少し高め。

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我が家では、対策用に空気清浄機を2台、強力なマスクを日本から持ち込んでいるけど、今年は例年に比べると発生が少ないといわれている通り、まだマスク装着して外出するほどひどい日はないかなー。

前述した、便利なお天気アプリでは、PSI指数も表示されるし、ひどい日はアラートもしてくれるので、数字を毎日見て、予防に心がけましょう!