君は赤い林檎を売り歩いている

凍りつく夏にうだる炎天下の真冬に死んじまいそうな気持ちが波打つ季節の変わり目に

赤い林檎

毒林檎

真夜中のクモの巣が張りついた蛍光灯すらまばらな薄暗い24時のバカみたいなOL

俺はそいつの頭スパナで砕いた

天秤が理不尽に傾いているのが許せなかったから

それはさておき今日も赤い林檎を売り歩いている君

そんな君の事愛してる

僕はというと赤い林檎を思い切り地面に叩きつけてしまいたい

おやすみまたあした

頭がイカれてるんじゃなくてそんな君の事少しだけ愛してるだけさ

またあしたも笑顔で手をふるだけ