(1:03:48)
 
ミアとオスカー(弟)レストランで。
 
オスカー:ん〜このワインは...ぶどうを潰してるときにやつらは
     きっと二日酔いだったんだろうな。
 
ミア:もう〜私にグラスを返しなさい。
   で、あのひげはいったい何だったの? 何の心境の変化?
 
オスカー:べつに。ただの無精髭だよ。
     ティムはかなりショックだったみたいでさ、
     新郎の付き添い人をしたいならヒゲを剃ってくれって言われたんだよ。
     そうだ、この週末に彼を誘拐してもいい?
     彼を独身最後のパーティーに連れていってもいい?
 
ミア:もちろんよ。そうしてちょうだい。
   あとパパから何か言ってきている?
 
オスカー:うん、元気そうだよ。ミアは最近パパと話してないの?
 
ミア:いいえ。
 
オスカー:そうかい。
     あとねフリーダがよろしくって言ってたよ。
     この週末は学校の催しで街に来ているよ。
     オストラリアルでコンサートをしてるんだよ。
     2人でおいでよ。2人で来てうろうろしていればいいじゃん。
 
(1:04:59)
 
(エリザベスとラッサ)
 
エリザベス:フリーダと話しをしたのだけれど...
 
ラッサ:フリーダは元気でやっているかい?
 
エリザベス:それがあまり良くないの。
 
ラッサ:良くないって?
 
エリザベス:実は...彼女はあなたの娘と愛し合っているのよ。
 
ラッサ:今なんて言ったんだ?もう一度言ってくれ。
 
エリザベス:ミアもフリーダに気持ちがあるらしいわ。
 
ラッサ:だがミアはティムと婚約しているんだぞ。
 
エリザベス:そうよ。多分ミアはバイセクシャルなんじゃないかしら?
 
ラッサ:そんなことはないさ。
    とりあえず食べよう。座りなさい。
 
エリザベス:あなたふざけてるの?
 
ラッサ:さやいんげん食べる?
 
エリザベス:つまり私の娘がゲイなのは仕方ないけれど、
      ミアはダメだってことかしら?
 
ラッサ:僕の娘はホモセクシャルではないよ、エリザベス。
 
エリザベス:あなたはそれが悪いことだと思っているの?嫌なの?
 
ラッサ:そんなことは言ってないさ。
 
エリザベス:だってそれはノーマルなことではないから、そうでしょ?
 
ラッサ:ああ。ちっともノーマルじゃないね、違うか?
    どこの親だって自分の子供にはオカマやレズにはなって欲しくないだろう。
    そうじゃないのかね、エリザベス?
 
エリザベス:じゃあフリーダはノーマルじゃないってことね?
      ラッサ、フリーダがカムアウトした時は確かに私も大変な
      思いをしたわ。
      でもね今は彼女が自分自身でいる為にきちんと立っていることを
      幸せに思っているわ。
      そうじゃなければ私の娘ではないわ。
 
ラッサ:もうこれ以上この話はやめておこう。いいね?
 
エリザベス:話をしないでなにか解決できるの?
      ラッサ、こんなの馬鹿げているわ。
      あなた全くどうかしちゃってるわ。
      一体何を考えているの?
      ジーザスクライスト!
 
(1:07:39)
 
ミア、箱を開ける。
古いドレスを着る。
脱ぐ。
 
(1:09:23)
 
ミア、コンサート会場のドアを開ける。
子供たちといるフリーダと目が合う。
ミア、会場から去る。
フリーダ、ミアを追いかける。
 
ミア:私はここに来るべきじゃなかったわ。私帰らなくっちゃ。
   オスカーは来れなかったけれど...彼は...
 
フリーダ:待って待って待って。
     5分だけ待っていて頂戴。子供たちと親御さんを見送ってくるから。
     待っていて。帰っちゃダメよ。
     あなたがここに来てくれて本当に幸せよ。
 
フリーダ:ここに隠れていたのね?
 
ミア:あなたと一緒にどこか遠くに逃げてしまいたいわ。
   あなたもでしょ?
 
(1:13:43)
 
フリーダ:あなた私に嘘をついたでしょう。
     私があなたにとって初めての女性じゃないわね。
 
ミア:ええ...分かっちゃったのかしら?
 
フリーダ:ええ。フィンランドでの時にもそう思ったのよ。なぜ隠していたの?
     恥ずかしかったから?
 
ミア:違うわ。こんな気持ちにまたなるなんて事、考えもしなかったから。
 
フリーダ:彼女を愛していたの?
 
ミア:もしそうだって言ったらあなたはヤキモチを妬くかしら?
 
フリーダ:もちろんよ。ティムは知っているの?
 
ミア:いいえ。随分前の事だったから。
   あなたとこうなる前には浮気をしたことは一度もなかったわ。
 
フリーダ:私、こうしてあなたとずっと一緒にいたいわ。
     けれどあなたの浮気相手としてではなくて。
 
(1:15:22)
 
ミア:私、海沿いのどこかに家を建てたいの。
   アンダルシアかカタロニア。
 
フリーダ:私はあなたとだったら靴箱の中に住んでもいいわ。
 
ミア:本気?
 
ミア:もしそうなったら?あなたと私で逃げ出しちゃうの!
   どこか他の場所で始めからやり直すの。
 
フリーダ:なぜこの場所で2人でやり直せないの?
     現実的すぎる? ロマンティックじゃなさすぎるかしら?
 
フリーダ、ミアのキスを拒否。
 
(1:16:49)