こんばんは。

ここのところ、家族についてずっと考えてました。
家族の病気のこととか、アストラル界に残留しているネガティブなエネルギーや
エンティティーの存在に対して、私にできることはあるのだろうか?とか、
家系の因縁などと俗に言われる事柄に、一般人はどのように対処していったらいいのだろう?
とか・・・・・。

家族の中に繰り返し起きている精神障害ということについては、幼い頃から実は大きな
プレッシャーになっていました。 それは、世間の偏見がもっと凄かった時代だったので、
家族の者に対してさえ、本当のことを隠し続けなくてはならない、と母に言われたからです。
(実は、父も弟も叔父も精神障害者です。)

家族の中に病人がいると、それだけで他の家族のメンバーは、とても大変な思いをしますが、
身体的な問題を抱えているよりも、それが精神面でのことであると、更に大変な状況に置かれてしまいます。
残念なことに、現代医学ではまだ現時点においても、なぜそのようなことが起こり、そしてどう治療を進めていけば、病気を克服できるのか分かっていません。

ある方のサイトに、霊的な世界からみた精神障害ということについて書かれてあったりもするのですが、
病気になるのもある意味においては、本人の創造である、と言えますが、必ずしも、現生においての
その本人や家族の何らかの合意による創造とばかりも言えず、そこにはやはりアストラル界に存在している
ネガティブなエネルギーであるとか、エンティティーの存在も関わっていると、今はそう感じるように
なりました。

この物理的三次元の世界においては、引き寄せの法則というものが働いていて、自分自身の内側にある
波動が外側に映し出されていると考えられています。 
確かに、それも真実だと思うのです。

だからどんなに辛い状況に置かれていたとしても、自分が全て、本当に全てを引き寄せていると考えられますが、凡人にとっては、それを本当に認めたくはないのです。 

でも、だんだんと状況が本当に悪化していって、最悪になって・・・・と、本当にこれ以上は苦しみようもないと
なってきた時にはじめて、そういったスピリチュアルな事柄が心で受け止められるようになってくるのかも
しれません。

そうして、ある時に、「ああ、本当に全ては自分だったのだなぁ~」と分かるのです。

今までは意識のことも学んできたし、スピリチュアルなこともたくさん学んできたし・・・・と
そして、そうか、家族に起きていることもそういうことなんだな、と理屈の上では分かったつもりになっていて、
でも肝心の部分については、まだまだ自分以外のもののせいにしていたのです。

でも、ふと夕食の時に思ったんですよね。
「私」ってものは、どこにもない、って・・・・。

これは私の物、あれも私の物、とか、この身体は私だ、とか、「私」というものがあるように思っていたけれど、
でも、どこにもないんだって・・・・。

それから、何気にTVをつけて、映画を見てましたら、いかに自分が今ここにないものばかりに注意を向けていて、
既に宇宙がたくさん自分に与えてくれている多くのことを忘れてしまっていたのか、にも気づきました。

仕事もない、お金もない、自分の家族もいない・・・・・などなど。

ある意味で私たちは、忘れる天才だと思いました。

宇宙が今私たちに与えてくれているものは、私たちが望む形のものではないかもしれないけれども、
それでも、確かに既に多くのものが与えられています。
これは、真実だと思います。

それらの既に与えられているものは、本当に本当にささいなことなのかもしれません。

本当に本当にとても小さなことなのかもしれません。

でも、確かにもう既に豊かに与えられています。

このことに深いレベルで気づいてくると、自然に感謝の念が湧き上がってきます。
それまで一方向からしか視えていなかった事柄に対して、別の方向から視ることができるように
なるのです。

そうすると不思議なのですが、家族の中の精神障害者の役をおってくれている者たちに対しても、
心から「ごめんね」と、そういう気持ちになりました。

全ては私だったんだなぁ~と。
そのことが心で受け止められるようになるのです。

そういう心境になって初めて、物事や人と人との繋がり、全てのものとの繋がりのようなものが
うっすらと感じられるようになるのです。

スピリチュアルな学びを続けていると、そういったことは言葉の上では理解できますし、
いろいろな意識の構造なども理論上のことも理解できるのです。

でも、本当に大切なのは、そういった理解を頭だけなく、本当に心の深い部分から
感じていくことなのかもしれません。

そして、感じる、ということだけは、どんなに素晴らしい師のもとで学んでいたとしても、
個人個人の内側で起きていることだけに、自ら気づいていくしかないんだと思います。
でも、経験上これだけははっきり言えることがあります。

それは、本当に何かを理解したい、分かりたい、と思えば、必ず理解できる時が来るし、分かる時が
訪れるということです。

だから、今本当に死にたくなる程辛く苦しい状況に置かれている方には、
それでも人生を諦めないで、と申し上げたいのです。

真剣な願いは、必ず宇宙に届いているものなのだと思いますし、
願いに対する答えというのも、必ず届けられるものだ、と確信します。

そして、もう一つ、宇宙は既に豊かに私たちにたくさんのものを与えてくれているものだ、ということも。