なにか
助けを求めるかのように
先生の氣功教室へ向かった





急ではあったけれど
教室の皆さんが
気持ち良く接してくださり


お試し体験…ということで
参加させていただくことができた






和やかな雰囲気のまま
氣功の体験がおわり
帰ろうとしていると
『茶話会があるのでよかったらどうぞ』

とお誘いいただいたので
教室の皆さんと
ご一緒させてもらうことにした






場所を移動して行くと
「ここにどうぞ〜!」
先生とお母様が声をかけてくださり
わたしは先生の隣に座った






そして
たわいのない雑談がはじまり
場の雰囲気が和んできたころ


今日
憔悴し切っていたときに
ここへ来てこころ救われましたと
わたしは伝えた




私達かぞくの顔には
すでにその様子が見てとれていたのか

とても優しく
「いつでも相談してくださいね…
メールアドレス教えておきますね」
と先生は言ってくれた








機械音痴で入力の仕方わからない…
携帯を出そうとしていると
それを待たずに


すこし強引な感じで
「携帯貸してください」
わたしの携帯に手をのばして



素早く
先生は
自分のアドレスと電話番号
入力してくれた









以前
あったときの
先生の熱い視線や態度がここで重なり

わたしは胸の中が
高鳴るのを感じてた…
先生と呼んでいた人を
ここから1人の男性として
意識していった