忘れたいイヤな気持ちを忘れないと。。。 | アロマとクレイと数秘、ときどき介護

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「Aromaticstyle基礎コース」・「クレイ教室」を開催し、おばあちゃんの知恵のように自然療法を生活に取り入れる方法をお伝えしています。
ご自分を知りたい方には、オンラインでの数秘鑑定セッションもしています。
認知症の母もときどき出てきます。

こちらの本はご存じですか?
 
 
 
ぼけ日和 長谷川嘉哉 さんという認知症専門のお医者様がかかれたエッセイです。
「大家さんと僕」の矢部太郎さんが挿絵を描かれています。
 
 
 
漫画もあります。

 

 

 

 

 

 

作者の先生もご家族が認知症を発症して

その経験からご家族に寄り添った診察をされています。

 

 

 

認知症の人の実の子供の意見より

実際にそばにいて介護している人の意見を尊重したり

そろそろデイサービスを探してみたらと

進言してくれたりして、

何もわからない家族には強いと思います。

 

 

 

 

そんな内容が書かれているので

「もうわかってるよ!!」

なんてことも書いてあるかもしれないけど

まだこれから起こるかもしれないこともあるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

母が初めて見てもらった専門の先生は女性の先生で

その病院は母の家から歩いて10~15分くらいのところ

にあったのですが、よく話を聞いてくださるので

予約してるのに予約日じゃない時にも

遊びに行くように母は通っていました。

 

 

新しい場所を覚えるのは苦手なはずなのに

ちゃんと行けていたのがすごいですよね。

 

 

始めは私も一緒に病院まで行っていたのですが

「ひとりで行けるから来なくていい!!」

と言われ、先生には私の連絡先をお伝えして

何かあったら連絡が来るようになっていました。

 

 

 

先生から言われるまで気が付かなかったのは

銀行の通帳の管理です。

 

 

 

始めは

「へ~、そんなんだ~」

くらいに思っていたのですが

本当にだんだんと怪しくなってきました。

 

 

 

 

大事なものだということがわかっているので

今までとは違う場所にしまい込んでしまいます。

 

 

 

 

行くたびに通帳はあちこちにしまわれていて

押入れの天袋から見つかったり

ホットカーペットの箱にしまい込んでいたり

キャッシュカードが見つからなくなって再発行したり。

 

 

 

 

この再発行も大変なんです!!!

わたしが代理でできるものではないので

本人が手続きをしなくてはいけないのですが、

本人は自分の名前を書くのも怪しくなってくるし

まばらボケとなのか、急にやらないとか言い始めるし。。。

銀行の待ち時間の間にイライラして怒り始めちゃったり💦

 

 

 

 

は~大変でした。。。

 

 

 

 

 

 

 

でもね、友人曰く認知症って

”神様からのギフト”だそうです。

 

真面目で我慢してきたり

これまで辛い思いをしてきて

忘れたいことがたくさんある人がなりやすいそうです。

 

 

そんな辛いことをすべて忘れてから

あちらの世界にいけるのは

ラッキーなことらしいですよ。

 

 

うちの母は忘れるべきことがまだあるようです。。。