認知症で一人暮らしだった母が
施設に入りました。
基本、毎週日曜日に更新しています。
9月18日
NHKの朝イチで特集されていた延命治療について
色々な考えの人がいること。
大吉さんが「多くの方が自然のまま(延命治療をしない)を希望されると思いますが」と発言されたこと。
本人の希望が優先されるわけではないこと。
人生会議というものがあるということ。
いろんなことを考えさせらました。
うちでは、母の延命治療をしないことを決めています。
それは、祖母(母の母)が認知症で施設に入居していたとき
一人娘である母は東京に住んでいて
宮崎に住んでいる祖母の近くで見ている親族が胃ろうを勝手にした時に
母が延命治療を望まない意志を持っていたことが決め手でした。
それを決めるときもどこまでが延命治療でどこからが普通の治療なのか
線引きが難しいということも聞きました。
胃ろう・人工呼吸器・心臓マッサージ・点滴など
医学は発展していてやろうと思えばいろんなことができます。
朝イチでの話で、
「自分は延命治療を望まないけど、子供は一分一秒でも長生きしてほしいと思っている」
という人が、結局延命治療を選択したのは、
「子供が最後に親に精いっぱいやってあげたと思って欲しいから。子供のため。」
とおっしゃっていたとか。
それまでの親子関係とかそれぞれの価値観なんだと思いますが
最後まで子供のことを考えるお母さんに涙が止まりませんでした。
「どんな選択をしてもすべて陰陽があって
選択肢があればあるほど何を選んでも後悔する」
玉置妙憂さん(看護師・僧侶)さんがおっしゃっていました。
だから、今、自分にできる自分が良いと思う選択をしたいですね。