認知症の母が施設に入居しはじめたころ
母がよく 言っていた言葉。
「私は何をすればいいの?」
確かに、
だんだんできないことが増えていって
ひとりで暮らすには危ないと思って
施設を探したのですが
毎日、朝から出かけていって
友だちとおしゃべりしたり
ランチしたり楽しく過ごしていたのに
急に、友だちはいないし、
ひとりでは外に出してもらえないし
何もすることがないんですよね
昔は、手芸が好きで色々作っていましたが
それも難しくなりやることがないの
施設の人は、
いつもやっていた家事をやらなくて良いので
戸惑っていると思っていたみたいですが
そもそも家事なんてしていなかったから
レクリエーションをする施設を選んだので、
体操やカラオケ、フラワーアレンジメント、塗り絵などなど
毎日刺激があったはずなのですが、
それでもそれ以外の時間は暇なんですよね
なので、母の所に行ったときには
一緒に歩いてスーパーまで買い物に行って
外の空気を吸ったり、おやつを買ったりしていました
しかし、そんな母も認知症がだいぶん進み
外に出たい欲求もなくなり
歩くのも大変になってきてしまいました
今は、認知症で入居している人と
会話になっていない会話を楽しんでいるようです。
まだ、私のことは覚えていてくれて、
会いに行くと喜んでくれます
そんな母を見ていると
自分が認知症になったときは施設に入ろうと思っていましたが、
楽しく安心して過ごせる場所があると良いのにな~
と思う今日この頃でした。
本当は、ピンピンコロリがいいです