はじめましての方は、
自己紹介も見てもらえたら嬉しいです
自己紹介まとめ
USAコットンで肌触りもいいのに、アンニュイな感じでパンツでもスカートでもかわいい♡
～続き～
ヒロト君が心配してくれているのを
どこかでわかっていたのに
自分のことでいっぱいいっぱいだった私は
ヒロト君からの着信やLINEを既読無視することが増えていました
「美鈴ちゃん、おはよう。」
「今日、○○（家の近く）のあたり歩いてたら美鈴ちゃんの好きそうなお店見つけたよ
今度一緒に行こうね」
「家の洗濯機壊れた！最悪だ」
ヒロト君はわざと、何気ない日常のことを送ってきてくれていました
でも、この時の私は何気ない話に反応したりする元気もなくて
なんでわざわざこんな内容で送ってくるんだろうとイライラしていました
電話に出てもきっとケンカになってしまう。
そう思ったから、
いつしかヒロト君と距離を取るようになりました
父親のことで八つ当たりしたくなかったし、
何より、いつも笑顔でニコニコしている自分を好きになってくれたヒロト君に
余裕がなくなった姿を見せたくなかった。
結婚しようって言ってくれた相手なのに
ありのままの自分を見せるのが怖かった。
ヒロト君のLINEにはたまに返信はしていたけど
電話もほとんどしていなくて
2カ月近く直接会って話すことはありませんでした
病院通いを始めて2カ月が過ぎようとしていたとき
いつものように仕事をしていてお昼休みに差し掛かろうとしていた時間に
母親から着信がありました
いつ何が起きるかわからなかったので
しばらくは携帯電話をデスクに出していて
母親の電話にはすぐに気づきました
「もしもし、美鈴？仕事中にごめんね」
「こんな時間にどうしたの？何かあったの？」
母親の言葉をさえぎるように、何があったか早く教えてほしいと伝えました
「美鈴、お父さん、目を覚ましたの。
ほんの少しの間だったからまだ意識が完全に戻ったわけじゃないんだけど。
今から先生と話をするから、また連絡するけど美鈴にも伝えておこうとおもって」
「ほんとに！？やったね、お母さん。」
周りの人が一瞬私のほうを振り向くぐらい、
声が大きくなってしまって恥ずかしかったけど
嬉しい気持ちを隠しておけなくて一刻も早くお父さんに会いに行きたいと思いました
続きます
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今年の冬はいつもより寒いみたいです
洗える毛布なので衛生的にも◎
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