1週間楽しかったクルーズ船とお別れ
自分で移動手段、ホテルと手配して旅行するのも楽しいけど、やっぱり起きたら違う国にいるってクルーズ船の旅は安心、楽ちんで快適そのもの
チビタベッキアは、古くから栄えた港町ではありますが、何もありません
クルーズ船のポートから駅までは、1人€6のシャトルで10分弱、チビタベッキア駅からローマ市内までは電車で約1時間〜1時間半。
我が家はこの日は列車でフィレンツェへ移動。
まずは経由地ローマテルミニ駅までの列車のチケットを買って、列車のプラットフォーム番号が出るのを待ちます。
結構列車によってはギリギリまで出ないことも。
私たちが乗る列車も、出発予定時間10分前を切ったところでようやく番号が出ました。
イタリアの駅も古いので、スーツケースを持って各ホームに移動するのに1台しかないエレベーターを順番に待って地下に下り、地下通路を歩いてまたホームに上がるので時間がかかる
なんとかホームへ移動したものの、出発予定時刻になっても電車のドアが開かず
10分くらいみんな『???』で待ってましたが次第に諦めてみんな駅へ戻り始めました。
私も情報を得るため駅構内へ戻って駅員さんをつかまえて事情を聞くと、なーんと「ショーペロ(ストライキ)だからいつ動き出すか全然わからない」、とのこと
「は?」
すでにチケット窓口にはチケットの払戻しを求める人の長い列が
ローマからフライトの予定がある人はみんなタクシーへ
ハズバンドも聞きに行ったら、ローマ市内までのタクシーはなんと1人€100高っ。しかーもタクシーの数が限られていて、長蛇の列でいつ乗れるかまったくわからず。
バス乗り場も大行列で、近くにいた人がバスは並んでもいつ乗れるかわかんない、と手を広げてた。
レンタカーもすべてソールドアウト。
この小さな町で泊まれるとこもなさそうだし、途方に暮れたけど仕方ないので駅員さんと話してたら運行保証されてる2時間後の電車があるという情報を得たので、それを待つことに。
その電車もすでに売り切れだから乗れない、と言われたけど他に移動手段がないしいつ通常運行されるかまったく不明とのことなので、立ち乗りでいいから乗らねば。一縷の望みを託します。
電車が入ってきて、
乗り込んで本当に動き出すまで不安だったけど、無事に動き出しました
そしてファーストクラス席に空きがあったので差額を払って、座って移動出来て良かったー。
1時間ほどでローマの街が見えてきてホッと安堵どうなることかと思ったわー。
12時少し前、テルミニ駅に無事到着、次はフィレンツェまでの列車が動くかだけど、一応マシンで14時10分の電車のチケットが買えました。今日移動出来なそうだったらローマに1泊せざるを得ないと思ってましたわ。
駅内は相次ぐ列車のキャンセルで大混乱、人で溢れ、各チケットマシンは数十mの長い列。(人のいないマシンもあるのだけどね)
駅入口の窓口には外まで続く行列が出来てました。
![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
イタリアでいくつかポキ屋さん見かけました。流行ってるのかな?
こちらも地下にあって空いてたよ。
フィレンツェ行きの列車が到着喜んで乗り込んだものの、出発時刻を15分くらい過ぎても動かなかったからヒヤリとしたけど遅れて動き出してくれてホッと安堵
公共の乗り物を運行してもらえるって当たり前じゃないのねー。感謝。
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
奇跡かと思えたわ。
フィレンツェは、「花の都」、「街そのものが美術館」、と称されるけど本当に驚きの美しさで中世に迷い込んだような錯覚を感じられるほど。このような美しい都市が存在するの?と震えましたわ。
こういった素晴らしい歴史的建造物に落書きをする人が後を絶たないのが信じられないのだけど、日本人による落書きもあるということは悲しくて残念過ぎます。
ローマやナポリとはまた違う美しさなのでした。
ヴェッキオ橋、イタリア語で「古い橋」という名の橋はフィレンツェ最古の橋で、第二次世界大戦でも被害を免れたそうです。
ローマ時代に架けられ、洪水の被害に遭い現在の橋は中世1345年に再建されたもの。
奇跡の橋と呼ばれるこの橋は、1982年に世界遺産に登録されています。
中世では橋の上のお店はほとんどお肉屋さんだったそうですが、当時の権力者メディチ家が悪臭を嫌い代わりに宝飾品店を並ばせたとのことで、今でもずらりと宝飾品のお店が並んでいます。
ディズニーシーのポンテ・ヴェッキオのモデルにもなっているそう。
橋の2階の回廊は美術館になっているので入りたかったけど、時間がなくて残念
ヴェッキオ橋のたもとのレストランでディナー