この日はトプカプ宮殿へ。
オスマントルコ帝国の王様スルタンの居城、栄華を極めた美しく豪華な宮殿や美術品、宝石を見ることが出来ます。
第一中庭の門。
こちらの門の右側にあるスズカケの木の後ろにある泉が、死刑執行の泉でスルタンのご機嫌を損ねた官僚などがここで首を切られ泉で洗われてから晒されたそうです。
怖い。
こちらで一番の高価な展示物、スプーンダイアモンド。
なんと漁師が海岸で見つけて、宝石商に見せに行ったところ「ガラス玉」と言われてスプーン3本と交換されたことからこの名前がついたそうですが、1744年フランスの高官ピコがインドで購入しのちにナポレオン・ボナパルトの母の手に渡り、トルコの知事に売却し、最終的にトルコ政府が買取りイスタンブールに戻ってきたそうです。
トプカプ宮殿の最も有名な展示物、トプカプ短剣。
スルタン・マフムート1世がイラン君主ナディール・シャーに進呈するため作らせたものだそうです。
が、届ける途中にイランで起きた反乱によって君主が殺害されてしまったためトルコ大使は来た道を引き返し、豪華な短剣はトプカプ宮殿に戻ったそう。
山田寅次郎の献上した日本刀も飾られています。