意識の世界の探求を始めたきっかけを

綴ってみようと思います。



子供の頃から意識の世界とか、見えない世界とか、

宇宙とか、精神世界とか、興味ありました。



大学1年生のとき、選択授業で心理学か天文学か選択できたのですが、なんとなく天文学を選択しました。



その天文学を教えてくださったのが佐治晴夫先生、という物理学者でもある先生でした。



佐治先生は、一般的な星座の話しとかではなく



人間の意識はどこからくるのか?

生きるとはなにか?

宇宙って何か?



その問いに対する先生の答えが

今でも私の心に鳴り響いています。



私にとって、印象に残っている言葉です。



見える世界が宇宙なんだよ。

見る人の心が宇宙を作っているんだよ。



深く深淵なお話しを

バッハの音楽を流しながら

話してくださいました。



うっとりするような

バッハの音楽の波動に共振しながら



壮大な意識の世界や

宇宙に想いを馳せるひとときは



心がときめき

先生のお話し、世界観に

惹きこまれていったものです。



道端に咲いているお花も、木々も、

鳥のさえずりも、



そこに意識を向ける私の心がないと、

気付くことも美しいと思うこともできません。



その美しいと感じる私の心がないと、

本当に存在している、

とは言えないし、見えないし、



見る人の心によって、見える世界が違う、

同じ道を歩いていても、

お花の存在すら気付かないかもしれないし、

心の余裕がないと、

美しいとさえ思うこともないかもしれない。



世の中の仕組みってなんだろう?

この宇宙ってなんだろう?

意識はどこから来るの?



この佐治先生の授業を受けることで、

益々、探求をしたくなりました。



ここが私がまず、意識の世界について

足を踏み入れた第一歩です。