仕事での社内コミュニケーショントラブル。
夫婦喧嘩。
相手を責める気持ちがある時ありますよね?
当たり前の普通の感情です!
でも、そのイラッとした気持ち。普段とはちょっと違ったメッセージとして受け止めてみませんか?
アドラー心理学では、そんな気持ちを「良い」「悪い」では判断せず
感情には目的があると考えます。(イラッとした原因ではなく目的に着目します)
しかも
その目的にはいい意図があると考えます。表面的な目的ではなく、その先にある目的を辿るのがコツです。
よくある夫婦喧嘩を例にして説明しますね。
家事が溜まって家の中がグチャグチャ。夫婦喧嘩での大変さ比べ。
「私だって疲れてるのに貴方はなんでしてくれないの?」
「俺だって疲れてるんだよ!」
2人のイラッとしている気持ち
良い?悪い?
どっちの言い分が正しいでしょうか?
イラッとしている時は、目の前の出来事に限定してしまっていることが多いです。
しかも自分の正義感みないな物が思わぬ認知の歪みを生じさせてしまっていることがあります(相手を責める気持ちのワナみたいなものです。参考: Mistaken Goalという考え方)
そして、喧嘩に発展。時には関係の悪化に、、、
そんな、相手を責める気持ちのワナにかかってしまった時は
視野を広げてみます
コツは
「本当に本当?」
と自分に問いかけることです。
(「本当に本当?」は、私が受講したヒューマンギルド主催のアドラー心理学ベーシックコースのグループワークを参考にしています)
そんな言い方してひどい人!
相手はぜんぜん自分のことをわかってくれてない!
それは本当に本当でしょうか?
相手は本当に分かってくれてないのでしょうか?
普段、自分のためにしてくれてることはないですか?
優しい言葉をかけてくれてないでしょうか。
普段のアタリマエにも目を向けてみましょう。
相手の魅力。再認識出来きます。
でもでもです。
普段の相手の魅力を再認識できても、なかなかイライラした気持ちの整理がつきません。次のステップへ。
視野を広げだ後は高めて(深めて)みる
イラッとしているのは、どうなって欲しいからなのでしょうか。
それぞれの目的を想像してみましょう。
自分の大変さをわかって欲しい
家をきれいにしたい
疲れている時に優しい言葉をかけて欲しい
もっと家のことを自社的にしてほしい
どれもいい目的ですよね?
相手を責める必要は無い目的です。
さらに、この中に共通の目的がないかを探っていきます。
それぞれの目的を辿っていくと、どこかで共通の目的に辿り着きます。共通の目的が見つかれば、解決に向かって、協力していくことができます。
なかなか見つからない時は、とことんその先にある目的を見つめてみましょう
例えば、夫婦の場合、ずっとその先にある目的を辿っていくとこれに辿り着くかもしれません。結婚式の時のあの有名なフレーズです。
大変な時もお互い助け合って乗り越えて相手を幸せにする
みたいなフレーズありましたよね
お互いに助け合って、現状を改善していきましょう(一緒に家を片付けるなど)
相手を責める気持ちのワナにハマってしまったら
視野を広げてみる
(本当に本当?)
視野を高めてみる
(共通の目的を見つける)
きっと、相手も自分も幸せになれる道筋が見つかります。