算数は苦手でした。
数学に至っては苦手どころか
脳が拒絶反応を起こしているかのような
惨憺たる有り様でした。
なんとかしようと頑張ったんですけどね
答案用紙を前にすると
途端に自分が信じられなくなり
あんなに勉強してきたことが
どこかに消えてしまうのでした。
つまりは
理解していなかったのですよね
そう思います。
現在、息子(小五)の宿題で
計算ドリルなどを一緒に解いていると
あの頃、どうしてできなかったのだろう?
と、ふと思います。
図形の問題を解くのは
ちょっと楽しかったりする…
な~んて思えるのも
今のうちだけでしょうけれどね

急かされているわけでもないのに
何故か焦って
アワアワして

頭が真っ白になっちゃう息子の様子は
かつての我が身を見るようです。
息子を抱きしめながら私は
あの頃の私の焦燥を、悲しみを
抱きしめているのかもしれない
なんてね

算数をな~んとなく拒絶したまま
人生を終えずに済んだことを
息子のおかげと幸いに思います。
ありがとう
