11月29日は父方の祖母の命日
父と姉は一日早くお参りしたというので
わたしは一人でテクテク
お墓参りに行きました。
実家の墓は山の中にあります。
木々がカサカサ
かわいた音で迎えてくれる
森の道で写真を撮ると
もののけ姫の“ことだま”みたいな
白い光が写りました。
小さな白い光
暖かな木漏れ日を背に感じながら
祖母の墓前で手を合わせると
地面のあちこちに
木の芽が育っているのに気づきました。
これから冬を越して
根を張っていく命がある。
森の中にたたずむと
何かが聞こえる
生きていることを
生きていくことを
知り わかる
森の中では
たくさんの命の循環を
すべての感覚で
知ることができます。