雨の土曜日

外で遊べないので
退屈しているのは
もうじき5歳になる息子。
午後、歯の治療に行くも
重石と化し
出直すことに…
治療はイヤだったけれど
自分の行動にも思うところあるらしく
帰宅ごも眉間にシワを寄せたままの息子。
「りんごケーキ作ろうか!」
母の提案に、ちょっと光る

「じゃ、用意するから
そのあいだ絵を描いてて!」
クレヨンとスケッチブックを渡すと
意外に すっと乗ってきて
まずは「おかあさん」を描いてくれました。
次第に色を塗ることに夢中になり
何枚も何枚も色を繰り広げました。
ケーキが出来上がると
子どもは言葉で伝えられない思いが
胸に いっぱい溜まっています。
叫んだり 走りまわったりできない日は
色で発散させるのも一つかなと 思います。
仕事から帰ってきた おとうさんに
「あのね、きょうね、はいしゃさんでね…」
と、照れくさそうに話しているのを聞いて
ホッとしました。
そして 光の日曜日

今日は、お日様のした
おっきな声出して走りまわっています
