うちのチームには、ある縛りがある。
チームの役員の運営に文句を言わせない縛りだ。
「俺たちのやり方に文句は、言わせないぞ」と
言わんばかりの、
保護者間に無言の押さえつけをしている。
チームの事で、何か意見を言うとき、
まずは、婦人部長へ、要望を言い、
そこで、婦人部長に、審査され、→
指導者や事務局へ、通達されるという格好だ。
間に中継をはさめと言うのだ。
保護者間には、そのような、縛りを課せられている。
いつからそんな縛りを始めたのか、知らんが
デメリツトの方が遥かに大きい。
例えが、少しずれますが、
昨今では、市民集会という機会が
設けられている
一般市民が、市長に直接要望を申し立てる
事が出来るご時世となっている。
我らの町を是非改善点してくれと、
一般市民が、市長に直接直談判出来る仕組みだ。
脚下されようが、されまいが、
声をあげる機会が、有ること事態画期的な事だ。
どんな小さな、声も拾い上げて貰える世の中だ。
その仕組みを是非
我らのチームに採用して欲しい。
そして話を戻そう。
我々チーム、不定期で、開かれる保護者会議がある。
ある日の保護者会議で、運営責任者は、
言った。
「何か、文句を言いたいときは、
婦人部長→事務局というルートを守って下さいよ」
ときっぱりいい放った。つまり、
我々保護者は、
「俺達役員のやり方に、文句は、言わせないぞ」
と脅されたような、ものだ。
何事も、意見を言う時には、
このルールを守って、
私見を述べろということだ。
こんな縛り本当に必要なんだろうか?
例えば、
小学生にはくだらない
いざこざや、いじめ問題が発生する。
指導者に直接報告し対応して欲しい場合が、
有る。
事件は、グランドで起きているのだ
が、しかし、お約束通り、真面目に
ルートを守っていれば、非常に煩わしい。
わざわざ、婦人部長に中継をはさみ
了解を得てから指導者に報告を、する。
グランドで、起きている問題が、
指導者や、責任者に届きにくくなるのだ。
対応が、遅くなるわけだ。
「室井さん。事件は、現場で起きているんだ 会議室でおきているんじゃない!」
とあの名セリフを思い出す。
現実に、選手間にいじめがあった。
つまり、野球少年達にトラブルが起きてる
のに、長い間、放置され、最終的に
末期症状に陥ってから報告が、
指導者や、責任者に届くという結果を
生み出す。
結果的に選手が、チームを辞めていく。
それは、大事な野球選手をチーム退団へと
導き、最悪、野球の世界からも離れていって
しまう事態を生み出す。
指導者さんの立場なら、
選手のトラブルがあれば、
保護者から直接
報告を受けたいはずだ。
我々の様なコミュニティは、
もっと活発に意見交換が、
出来る雰囲気作りが必要だと思うが。
それを、邪魔する謎の縛り。
手の施しようが無くなってから、報告を受け
責任者が、対応にのり出す。
謎の縛りが、ある事で、遠回りして
問題にたどり着く。
悪循環だ。負のスパイラルを生んでいる。
くそみたいな縛りだ。
野球チームなら直球勝負しろ
運営のトップに立つ者なら
どんな小さな声も漏らさず、拾い上げる
くらいのキャパシテイが必要だ。
いやいや、ほんとうは、違うのかも知れない。
かの有名な「マネジメント」の著者
ドラッガーが、言っている。
「そのほとんどが、教わらなくても学ぶ事が出来る。
しかし、学ぶ事が出来ない資質、
はじめから身につけていなければならない
資質がひとつだけある。
才能ではない。真摯さである。」
真摯さキャンペーン
開催して欲しいな。
私は、時々
ひとり真摯さキャンペーン
を開催している。