2回目の離婚

私と子供の生活は生活保護によって助けられ

今があります

 

 

夫からの暴力が悪化、子供にまで及び

生きるか死ぬかまで追い詰められ逃げる決心をした

家族で暮らしていた新築一戸建てから

夫が仕事へ行っている間に

子供を連れて逃げるように地元へ

埼玉から千葉

 

 

 

家を出る日の数日前に格安アパートの契約だけ済ませておいた

15万以内で初期費用も全て納めた

逃げる前に母親に借りた15万だけが頼りで

 

家賃5万円

古い小さな木造アパート1階の2DK

洗面所とお風呂が一緒

壁も薄く、隙間風ガッツリ

玄関開けたらダイニング

 

 

 

 

本当にお金がなかった

アパートにはガスコンロも冷蔵庫も何もない

だって買えないから

 

1000円もない小銭を持ってご飯を買ったの覚えてる

 

このご時世でそんな生活状況になるなんて想像できなかったし

まるで逆に夢の中にいるのかと思うほどでした

 

 

 

「すぐに働かなきゃ!」

と子供を連れ市役所へ保育園の申し込みへ行き

待機児童で断られ毎月決まった日に申請に来てくださいとだけ

 

元夫のDVによる心身の傷と

待機児童により保育園に入園することができなかった

長男小3、長女年中、次女当時1歳

頼れる身内もいなかった

 

 

 

所持金もない

「どうやって生きていったらいいですか」と

保育所受けつけで子供を抱きながら聞いた

 

役所の方も困った様子で

「生活課に・・・」と生活保護受給を勧められ

初めてそのような制度があるのだと知る

 

地下に降りていくと無機質な廊下に

路上生活をしているような方が並んでた

そこに私と子供達も並んだ

 

自分が今どうゆう状況に置かれているのか

なぜここにいるのか

これからどうなってしまうのか

息を吸うのも忘れそうなくらい不安に襲われた

 

 

 

 

手続きを済ませ、審査が降りても30日かかると言われ

さらに絶望

持っている売れるものを売ってしのいだ

サマンサのピンクの新しいお財布

大事にしていた洋服も

子供のベビー服も売った

 

 

30日かからずギリギリ受給ができ最低限のものを

中古ショップで揃え生活することができた

その時にやっと息が吸えたと言っても過言じゃないくらい

 

 

生活保護を切ってから10年は経ち

沢山のご縁と生活保護という税金に助けられ

(生活保護は本当に必要な人へ届いてほしいし全然かっこ悪くない)

 

今は自分の力で最低限の不自由なく生活できている

家族で旅行も行ける

子供を行きたい学校にも通わせられる

食べたい時に食べたいお店で食事ができる

値段を気にせず友人とランチにも行ける

自分のケアにお金をかけることもできている

感謝しかない

 

学歴もないコネも知識もなかった私

子連れで究極にお金もなく絶望していた私が

今では会社を起こし税金を納め

当時の私からは考えられないような方々と交流を持てている

 

 

 

 

どんなことがあっても人は変われるし

環境も創ることができる

 

それはいつからでもできるし遅くない

それは私が実際に体験して体感してきたから言い切れる

 

 

 

 

私が人生V字回復するために実践したこと

神様から教わったこと

みんなに伝えていきたい